前回は未来や運命は決まっているかというテーマだった。
前回の話 運命は100パーセント決まっているのか…
運命は100パーセント決まっているのか? インド占星術のレビュー
私がなぜインド占星術かカルマの話をするかというと、この部分がある程度納得感が得られるとかなりメリットがあるからだ。
永遠の存在である私の実感
まず最初に挙げられるメリットとしては…
「自分が永遠の存在だと自覚出来る」
というのが最大のメリットだと感じる。
「私達は永遠の存在である」
というのはスピリチュアルでは良く聞く話ではある。
- 昔の聖者が言っていたり
- 聖典に書いてあったり
- 霊界通信で高級霊が語っていたり
- チャネリングで宇宙人が言っていたり
するわけだ。
しかし、そういった話を聞いたり読んだりしても…
「まあ、そういうこともあるかも知れないね」
「そうだったらいいね」
ぐらいの感じで自分自身の肌で感じて体で納得していないわけだ。
死んだらお終い
この文章を読んでいる人はセンスが良い人が多いので、魂が永遠だという話をしても違和感はそれほど無いだろう。
しかし、多くの場合は人は死んだらお終いだと思っている。
嘘だと思うなら同窓会でも何か地域の集まりでも行った時に、それとなく話題に出してみるといい。
「霊なんかいないよ」
「人間死んだらお終いだよ、あの世なんかないよ」
と一般の日本人は7割の人がそう言う。
これはデータ的にもそうだし、私も実際に同年代と話す機会があったが、もしかしたら本心で信じているかも知れないが、少なくとも会話では唯物主義というか死んだら終わりという話になった。
であるから、一般の場合でも頭では知っている場合でも、魂の永遠性を体で納得する為には、それこそ深い臨死体験のをして向こうの世界にしばらくいて色々な経験をしないと自分自身の永遠性というのは肌で感じられないのでは無いだろうか?
脳神経外科医が見た死後の世界
ここ数年の本で言えば…
「プルーフ・オブ・ヘヴン」 脳神経外科医が見た死後の世界
というものが印象的だった。
エベン・アレグザンダーというアメリカの脳神経外科医が2008年に細菌性髄膜炎により7日間の昏睡状態なった時に死後の世界を体験した本。
動画もいくつかある。
ネタバレになってしまうので書かないが、この臨死体験中に会った人物が実は…
みたいな展開で、ガチガチの唯物主義の脳神経外科医が永遠の魂を確信していくという物語。
これは私の推測だが、実はここが物凄く重要な部分である。
唯物主義の脳神経外科医が臨死体験
という部分。
本来なら霊や霊界、生まれ変わりなどを完全否定する種類の人間が、そういう体験をして、またそれが世界的なベストセラーになるところに神の介在というか意図を感じる。
非常にニクイ演出である。
おそらく、臨死体験をしたエベン・アレグザンダー氏はこの時期に臨死体験して世界的なメッセンジャーとなる為に有能な脳神経外科医になるというプランをあえてカルマとして選択してこの世界に出てきたと考えられる。
このように、普通は強烈な臨死体験でもしない限りは本当の意味で魂の永遠性や神の存在を信じるのは困難だと思う。
当たる=過去生はある
普通は強烈な臨死体験もなかなかr起こらないだろうし、体外離脱も難しい場合が多い。
そう言った場合はインド占星術によって…
「なんで当たるんだろう」
という状態は体外離脱体験以上に意識の永遠性を感じられる。
なぜか?
それは、占星術によって出てきたチャートは過去性によって算出されているからだ。
厳密にいうともう少し多様性があるというか深いのだが、シンプルにいうとそういう話になってくる。
過去生がある→今の人生がある
という話になってくる。
私達には膨大なカルマ(過去性からの情報・エネルギー)があり、その一部を…
「今回の生はこのカルマとこのカルマをメインに展開させていこう」
という設定がなされ、今回の人生の青写真がチャートして算出される。
誰がその今生のカルマを選んだり決めたりするかといえば、神とも言えるし本質的な自分自身とも言える。
どのような感じで今生のカルマが選ばれるのか?
例えば前世で暴言を吐いたり暴力を繰り返していた場合は今生では受け身の立場になり、人から暴言を吐かれたり暴力を受けるという流れになる。
そこで始めて、前回自分自身がしていたことを受け身で実際に理解する事により、意識でも理解し学ぶし悪行のエネルギーも解消されるというシステム。
その為…
- 仏教では徳を貯めようとする
- キリスト教でも信仰と同じように善行が必要とされる
というように良い行い等の道徳面がより強調されている。
ちなみに、この辺の部分でユニークな運命改善法がある。
続く…