前回はエゴを削るという話から私のモーニングルーティンの話だった
抜粋
朝起きるとコーヒーを飲む。
俗にいうMCTコーヒーにして飲むのだが、半分くらい飲んだところでおもむろにジャパを始める。
なぜ、ジャパをするかというと惑星の影響を緩和する為だ。
「惑星の緩和ってなに?」
と思うかもしれないので、簡単に解説しよう。
惑星の緩和とは…
前回の話
エゴと脂肪とジャパとシャクティ
今日はその続きから。
ジャパとは
「詳しく知りたいです」
というリクエストが何件かあったのでシンプルにお話してみよう。
まず…
「ジャパって何ですか?」
という話もあると思う。
ジャパというのはマントラ瞑想の一種。
例えば日本では数珠とかあるし、西洋ではロザリオなどを使って祈りを捧げる。
インドでは一般的にはジャパ・マーラーという108個のルドラクシ(クリスタルや宝石類など他にも存在する)がついたものを使う。
ちなみにTM瞑想などで使われるマントラはビージャ・マントラというもので種子マントラと言われるもの。
これは思念で思うだけで、今回お話しているジャパとは少しだけ違う。
私がジャパの行を知ったのは確か15年ほど前になる。
大量のビブーティ
この辺の話をすると長くなるので端折るが、とにかく今までの瞑想にプラスしてジャパマラを使った瞑想をするようになった。
108個あるルドラクシャの実を親指で手繰り寄せながらマントラを唱えていくのが基本。
このマントラにも様々な種類があり、それぞれ目的というか働きが異なってくる。
インドのスワミはこのマントラ行のグルだったので、特定のマントラをジャパマラを使って唱えて修行することによってヒーリング能力や様々なシディ(神通力)が身につけられるという話だった。
事実、最初にスワミにあった時にはいきなりビブーティを大量に手から放たれたので、そういった物質化を行う能力も人によっては発露するらしい。
では普通の瞑想とこのジャパマラを使った瞑想とどこが違うのか?
エネルギーをチャージ
私が聞いた話ではチャージ出来るという話。
チャージというのはスマホなどでも電池があると思う。
一日使って夜になるとリチュウムイオン・バッテリーが減って、寝ている間に充電するみたいな。
ちょうどジャパマラがその電池のイメージ。
ジャパをすることによってシャクティ(ヨガで言うエネルギー)がチャージされていく。
主観的な感覚としてはジャパマラそのものにチャージされると言うよりも、体や意識全体のフィールドにチャージされる感じ。
とにかく、そのジャパマラをキッカケとしてシャクティをためていく。
と言うのがざっくりとした説明になる。
惑星の緩和
でだ、このシャクティを惑星影響の緩和に使うと言うのが今やっている技法になる。
惑星の影響の緩和とは何か?
これはインド占星術の処方の一つ。
インド占星術というのは運命改善の処方というのがあって、その中の一つにマントラによって星の影響を緩和するというのがある。
正直に言うと、この技法は前から知っていたがあまり実践していなかった。
「普段から神に祈って瞑想しているから、あとは別にいいでしょ」
ぐらいの感覚だった。
事実、ある一定のレベルまでいくとあまり細かい技法に執着はしなくなる。
カルマ解消
ただ、現在私は人生で数回しかないカルマ解消時期なので実は去年くらいから結構ハードな状況を味わっている。
これは自分自身にもくるし、家族とかにも影響してくる。
この時期にハードだというのは10年以上前から知っていたが、細かいことは言わないが予想以上にハードな面も。
私だけならまだしも、家族などの影響を考えると…
「やっぱりジャパをして惑星の影響を緩和しておこうか」
ということでやっている。
なんでインド占星術(正確に言えばジャイナ教のもの)かとか、星の影響って何とか解説すると、かなり膨大な量になるので来週あたりに解説する予定ではある。
運命改善の技術
とにかく、一般にはあまり知られていないが、運命を改善する技術が古代の叡智としてあるという話にはなってくる。
ちなみに、インド占星術では運命改善の処方として…
- 宝石を身につける
- ヤギャをする
というのが一般的。
TM瞑想をやっている人は聞いたことがあるかもしれない。
「リアルさん、そんなもん効くんですか?」
という疑問もあるだろう。
私が最初にインド占星術を受けたのは25年くらい前。
惑星のヤギャ
TMでマハリシジョーティシュというのあって、そこの鑑定を受けた時に試しにヤギャもやってみた。
ヤギャというのはインドのお坊さんがその人のチャートに基づいて、マントラを唱えたり護摩を焚いたり、瞑想状態に入って星の影響を緩和してくれるというもの。
日本で言ったら護摩だ。
当時は星の影響を緩和した方がいいと言われて、そのヤギャを行った。
確か10万ちょいしたと思う。
やっぱり効くか効かないかは考えてもわからないし、やってみて検証しようというわけだ。
ちなみに、なぜ宝石にしなかったかというと、なんというか宝石を身に付けるというのはあんまり日本の男ではスタンダードではない。
金やゴールドのリングで宝石がついた指輪とかしていると、あんまり普通の人に見えない。
そこがネックになってヤギャを選んだ。
実際にヤギャが施行される日になった。
実際どうだったか?
ハッキリ言ってよくわからない。
なんか瞑想状態でも変わるかとも思ったが普通。
「あー10万痛かったか」
ということでヤギャのことはすっかり忘れていた。
ところがある日…
続く。