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映画「神の薬じゃない」感想と人生の展開の不思議

Netflixで「神の薬じゃない」という映画を観た。

この映画は実話を元に作られたもの。

 

 

ストーリー

2014年に中国で実際に起こり、中国の医薬業界の改革のきっかけともなったジェネリック薬の密輸販売事件を映画化。

上海で小さな薬屋を細々と営むチョン・ヨンは、店の家賃も払えず妻にも見放され、人生の底辺をさまよっていた。

ある日、血液のがんである慢性骨髄性白血病患者のリュ・ショウイーが店にやってきた。彼は国内で認可されている治療薬が非常に高価なため、安くて成分が同じインドのジェネリック薬を購入してほしいとチョンに持ちかけてきた。

最初は申し出を断ったチョンだったが、金に目がくらみ、ジェネリック薬の密輸・販売に手を染めるようになる。

そしてより多くの薬を仕入れるため、チョンは購入グループを結成する。

白血病の娘を持つポールダンサー、中国語なまりの英語を操る牧師、力仕事が得意な不良少年などが加わり、密輸・販売事業はさらに拡大していくが……。

映画.comより引用

2018年製作/117分/G/中国
原題:我不是薬神 Dying to Survive
配給:シネメディア

 

私の仕事の性質上「神」というタイトルがついていると、ついついチェックしてしまうという癖もあるが、中国の映画はなかなか観る頻度は少ないが観る事にした。

 

ちなみに韓国映画やドラマも今まであまり観た事はなかったが、今年に入って何本か観ることに。

 

何本かハマってしまったやつがあるが、その話はまた次の機会にでもすることにしよう。

 

結論から言えば「神の薬じゃない」は面白かった。

 

主人公のチョン・ヨンは金欠で父親の手術費用が払えず、離婚して息子の面倒もみなければいけないという苦境に立たされた潰れかけた薬局の店主。

 

つまり、金が絶対的に必要なわけだ。

 

そこにインドの白血病のジェネリック薬の密輸・販売を持ちかけられる。

コロナ対策でアビガン(ファビピラビル)やイベルメクチンをインドから個人輸入した人もいるかと思うが、インドは薬の面で何かと重宝する国である。

 

この主人公も白血病の薬を密輸した結果、本人は意図せず多くの白血病患者を救い中国の保健や医療改革が進むキッカケを与えたヒーロー的存在になるといういう話。

 

ただ、結果的にヒーロー的な存在にはなるのだがそれまでの過程で…

 

様々な苦難にあったり
仕事に対する意識が変化したり
親しい人を亡くしたり
投獄されたり

 

するわけだ。

最後には刑期が終わり、無一文で出所するという話になる。

 

特に護送車で搬送される時に沢山の患者の人々に見送られるシーンが秀逸。

 

これは観ると人生の転機は「人」を通じて行われたり、自分の当初意図しない展開になったりということが如実にわかる。

 

つまり、自分の考えや計画と全然違うように進んだりするわけだ。

ここが面白い。

 

これは映画やドラマでもそうだが、私達の人生も多かれ少なかれ似たような部分はある。

 

私達の人生は…

 

自分で決めているのか

 

偶然に決まっていくものなのか

 

遺伝によって決められているのか

 

親や社会によって決められているのか

 

過去生により決められているのか

 

それとも、神によって決められているのか

 

 

みたいな話になってくる。

 

また、その動機や目的も変わってくるのが面白い。

そんなことをふと考えさせてくれる映画だった。