前回はカーニボア・コードという肉食の本を紹介した。
今日は手っ取り早く疲れをとったりする栄養素の話をしていく。
前回のお話 カーにボア・コードとは
カーニボア・コード 野菜は毒なので肉を食べなさいとポール・サラディノ氏は言う
結局のところ、肉がいいのか野菜がいいのか論争は…
「その人の遺伝子による」
という話になってくるわけだ。
まあ、この辺は正確な遺伝子検査やその他の検査を受けるのがいいと思う。
ただ、本格的にやろうとするとかなりの金額になる。
体の声を聞くのは難しい
だから、手軽な方法としては…
「自分の体調をチェックしながら食事を選ぶ」
という話になる。
ただ、この辺も実は少し難しい。
なぜなら、あまりにも砂糖や添加物を食べ慣れた味覚や体にとって、自分に本当に必要な食物や栄養素がわからないくなってしまっているからだ。
自然本来の味では物足りなくなって、砂糖や添加物を入れたものを旨いと感じるようになってしまっている。
リセットが理想
だから、本当は数日でもいいので断食でもして一旦、体内をリセットするといい。
断食が難しい場合は少し前に紹介した動画のようなシュガーフリーを期間限定でもいいのでやってみるのがオススメ。
こういう話をしていると…
「リアルさん、確かに断食とか節制した食事がいいのはわかるけど、もっと簡単な方法は無いの?」
という話もあると思う。
実はある。
アミノ酸という魔法の粉というか粒がある。
魔法の粉
なぜアミノ酸かというと、現代人はスカスカの栄養素はたらふく食べて肥満や血糖値が乱れているが、実は必要な栄養素は満たされていない。
つまり、栄養不足なわけだ。
- ミネラル
- ビタミン
- アミノ酸
などが結構不足している。
逆に言えば、これらが不足なく摂取できていれば、そんなにご飯は食べなくても大丈夫になってくる。
ミネラルは最重要
ちなみに、ミネラルとビタミンという話が出たが優先度としてはミネラルの方が大きい。
俗にいうマグネシュウムやナトリウム、その他多数の微量元素の事。
よく断食などの時に塩を摂るが、あれは食料がなくてもなんとかなるがミネラルがなかったらかなりヤバいことになるからだ。
ではなぜミネラルかというと、元々私達生物は海が母体なので、海の成分であるミネラルは欠かせないという話になってくる。
空気、水の次くらいに重要なものとも言える。
ビタミンについても色々あるが、この辺は個人差が大きい。
あとはアミノ酸。
プロテインは乳糖が合わないケースも
よく疲れたらユンケルとかアリナミンとか飲む人がいるが、まあ、あれはあれで一時的にでも効果があるので、糖分とかカフェインが強すぎなければいいとは思う。
ただ、効くやつは値段もそこそこするし、それだったらアミノ酸の方が体にもいい。
「リアルさん、プロテインはどうなんですか?」
という話もあると思う。
プロテインも体質に合うのだったらいいと思う。
ただ、私達日本人は乳製品に対して若干合わない体質を持っている人の割合が高い。
乳糖不耐症という言葉を聞いたことがあるかもしれないが、日本人は3人に2人がこの乳糖不耐症だと言われている。
プロテインを飲んだらお腹がゴロゴロするという人も多い。
そこで、既にタンパク質を分解してペプチド状態にしたものや植物性のプロテインなどを選択するというのが体に負担が少ない。
フルスペクトラムのアミノ酸
また、アミノ酸は最初から分解されているのでアミノ酸でいいじゃ無いかという話になってくる。
アミノ酸の話をすると長くなるので、ここではポイントだけいうが…
「ではどのアミノ酸がいいのだろうか?」
という話になると思う。
アミノ酸といっても色々な種類や製品がある。
この辺も体質や目的によって違ってくるが、万人に合うのがフルスペクトラムのアミノ酸。
フルスペクトラムのアミノ酸というのは、人の体を構成するアミノ酸20種類すべてを配合したもの。
普通、アミノ酸サプリと言えばEAAとかBCAAだが、疲労にはフルスペクトルが効く。
もっとも、普段から栄養状態が良かったり疲れるようなことをしていない人は飲んでもピンとこないだろう。
しかし、普段から…
- 栄養が足りていない
- 激しい仕事やスポーツをしている
- なので疲れが抜けなくて何をしても効かない
という人はアミノ酸が効くかもしれない。
製品でいうと色々あると思うが、私はハレオのアミノスパイクというものを飲んでいる。
カフェインなどの刺激物は入ってないので即効性はそこまで無いが、飲んで1時間以内に普通に戻るという効果がある。
ザルから力が流れ出たようになって、力尽きてしまった時は睡眠よりこれが効く。
強い成分の栄養ドリンクを飲むより体にもいいし、コスパもいい。
ということで、今日は疲れに効く栄養素の話だった。