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第四話 懺悔と依存と自立

人生 120 年時代を最高にエンジョイする

サバイバル・仙人アカデミー 

survival sennin Academy

このプログラムは人類が初めて直面する

激動の時代に備えて自らの潜在パワー

(意識・身体・技)

を120%覚醒させ自由自在に人生を歩む

21世紀型仙人を輩出するアカデミーです

懺悔と依存と自立

懺悔します

前回のメルマガを書いて、かなりの反響を頂きました。

 

「スピリチュアル業界の罠」

というテーマでした。

「耳が痛いテーマでした」

「私自身、そういう部分があります」

というような多数のメッセージを頂きました。

そういった読者さんからの感想を頂いて・・・

「これは懺悔しなければ」

との思いが。

つい11年ほど前まで

私は嘘をついていました。

「10代の頃に勉強をしなくて瞑想してばかり」

というのは嘘では無いのですが、本当は11年くらい前まで似たようなことをして いました。

似たような事とは・・・・

 

「瞑想やスピリチュアルなパワーで全てなんとかしようとしていた」

 

という事です。

リアルはインドで夢をみる

 

Kindle本にも書いたと思います。

 

この頃は30代半ばのヴィパッサナー瞑想中に 意識が変換するも、

 

現実との折り合いがつかずに試行錯誤の日々。

今から11ー13年くらい前の話です。

 

ある時、インドの聖者さんが来日するので行ってみないかと誘われました。

 

その聖者さんは奇跡を起こすパワーがあります。

 

奇跡とは・・・

・何もない空間から物を出現させる物質化

・スーパーなヒーリング能力

・生徒の願望を叶える力

・古来からの秘伝的なタントラの行の伝授

などなど。

 

詳しく書くと一冊の本になってしまいますので、要点だけ書きます。

 

とにかく、その聖者さんから行を習うとスーパーになると言われていました。

 

・瞑想も信じられないくらい深く入るようになり

・マザー(究極の神)を物質化して対面出来るようにして

・そのマザーともプライベートで繋がりパワーアップする

・過去生からのカルマも一気に燃やして

・現実世界を動かすパワーもガンガンにつく

 

凄くないですか?

 

私は夢中になりました。

インドにも行きました。

 

正直、楽しかったです。

 

異邦の地での様々な体験。

 

しかしです。

収入ゼロ

聖者からパワーを授かったのに。

スーパーな行を伝授されたのに。

サマディーを受けたのに。

直々にプージャをして頂いたのに。

当時やっていた仕事が上手く行かなくなりました。

ちなみに、個人差はあると思いますが、当時は聖者さんに会ったり行を伝授された りするのに、節約しても年間100万前後くらいはかかってしまいました。

 

ちなみに、多い人は毎年では無いですが1000万円以上使います。

 

これはこの聖者さんのところだけでなく、TM瞑想とかでもそう。

憶測で言っているのではなく、実際に聞いた話。

1回だけならまだしも、毎年コンスタントに続くとなると流石に辛い。

仕事が破綻したので、そんなお金は使えません。

悔しいです

 

しかし、私の頭の中は・・・・

・今年もインドに行かなくては

・○○寺院に行ってバ○ジにお参りしてパワーをもらわないと

・○○伝授を受けてパワーアップしないと

との思いが渦巻いています。

「俺がイケてないのは、思ったように行が出来ていないからだ」

悔しかったです。

去年はインドに一緒に行った人たちが楽しげに再び修行に行き、行を伝授されてパワーをつけに行く。

こんな話もそのグループの日本人が言ってました。

 

「結局、徳が無かったり意識レベルが低いとインドに行けないんですよ」

「私は毎年1ー2回は行ってますし、合計で20回は行ってます」

みたいに言います。

ふざけるなと思いました。

インドがどうしたと。

インドが精神レベルが高いのなら、インド人はみんな精神性が’高いのかと。

だったら、なんであんなにインド人は強引で嘘つきなんだと。

だったら、なぜ日本の葛西に移住してカレー屋をやっていて、お釣りが無くて1万 円札を出すと・・・

「困るネ 困るネ アー 細かいの無いと困るネ!!!」

 

と怒りだすのか。

インド全てが精神性が高いなんて幻想だろう。

ただ、そんな風に思ってみても、インドへの未練タラタラです。

普通はやってませんよ

しかしです、そんなある日。

昔からの友人と話ていた時に、そんな私の思いを話た時に、その友人B氏が言いました・・・

「粟沢さん、普通に上手くいっている人はそんな事やってませんよ」

と言われ・・・

 

「ん?」

 

となりました。

 

「確かに・・・・・・・」

 

その友人B氏も自身が社長ですが、インドの聖者のところへ行っているわけではあ りません。

特殊な行は別にしていない。

考えてみれば、普通に上手くいっている人は確かにスピリチュアルな事をやってい るかというと・・・・

「やっている場合もあるが、多くの場合はやっていない」

といえます。

バカなんですか?

「リアルさん、そんなの当たり前じゃ無いですか、バカなんですか?」

 

とこれを読んでいるあなたに思われているかもしれません。

 

しかし・・・

しかしです。

ハマってしまうとわからなくなってしまうのです。

 

私の場合はインド・瞑想バカでしたが、同じようなタイプって意外とあるんです よ。

・内観すれば全てが逆転すると思っている内観バカ

・浄化バカ

・占いバカ

・タロットバカ

・リトリートバカ

・自己啓発セミナーバカ

みたいに、ハマってそればっかやっているのクスぶってしまっているタイプって多 い。

 

また、神様に任せていれば何でもいいと思っているタイプも多く観ました。

 

「働きたいけど、神様が仕事をくれないんです」

という人達。

いや、いいんですよバカでも。 私もどっちかというとそういうタイプでしたし、気持ちはわかります。

 

それで満足して、納得していれば人がどう思おうが関係ないです。

 

しかしです。 結果、同じところをグルグルしていて、一見楽しそうでも心の奥底。

 

本心では不満を抱えていたら意味ないじゃないですか?

 

依存と自立

 

結局、なぜこのように一つの事を絶対視して視野狭窄に陥るのか? ハマってしまうのか?

これは原理原則的な話ですが・・・

「依存vs自立」

という図式です。

特定の何かに依存してしまうのか?

 

それとも自立していくのか?
という話。

 

これはスピリチュアルだけでなく、この世界は全てそうです。

 

結局、人生を幸せにエンジョイしている人ってどういう人か?

 

一言で言えば

 

「自立」

 

している人です。

 

一方、「依存」とはどういう状態でしょうか?

 

これは「言い訳」を続ける人です。

やっぱり人間は弱いもので、特定の何かに対して依存してしまいがち。

 

言い訳をしてしまいがちです。

もちろん、それが全て悪いわけではありません。

ただ、その傾向が強いと・・・・

 

「○○さえやっていれば上手くいくハズ」

 

という幻想を抱えて、常に何らかの不満を持った状態に。 で、上手くいかないと・・・

「○○が悪いんだ」

と呟きます。

○○とは・・・

「○○に教わったけど、ダメだった」

「○○という方法をやったけど、その方法がダメだった」

と何か他のものに責任を被せます。

 

しかし、本来は全部自己責任です。

自立なわけです。

起きた現象に対して、自分がどう解釈するかに正面から向き合ったり。

流れが変わるのに

また、行動するタイミングなのに、知っているだけで行動しなかったり。

なぜ行動しないかというと、流れが変わるタイミングが来ているんだけど、リスク を取りたくないから見逃してします。

言い訳をします。 どのような言い訳かというと、例えば・・・

・時間が無い
・お金が無い
・自信が無い

と本来なら新しい世界が開けていく流れが来ても、変わりたく無い、リスクを取りたく無いからスルーしてしまう。

 

または、何か幻想的な対象に

「依存」

して目隠しして逃げてしまう。

 

言い方を変えていうと「依存」の場合は・・・

 

「出来ない理由を探す」

 

とも言えます。

 

それらが根本要因です。

 

それが変わらない限り、依存している限り、現状は変化していきません。

奇跡のファンダメンタル(基礎的な条件)

 

出来ない理由や責任転嫁をせずに、出来る理由を探して自己責任で進んでいく。

その結果・・・・

この自立が一定条件をクリアしてくると、ガラッと変化します。

 

まさに世界が変わる。

 

私は別に神様や奇跡とか運とかスピリチュアルを否定しているわけではありませ ん。

それらが発露するにも条件があります

という話。

今回のお話の自立もそうです。

スポーツに例えると基礎体力みたいなもの。

例えばボクシング。

どんなに素晴らしいパンチやテクニックを習っても・・・・

「腕立てふせが1回も出来ない」

「1分も動き続けるスタミナが無い」

という基礎体力が無ければ、どんな技も身につきませんし強くならないでしょう。

今回も本質的なお話をしたので、人によっては面白くなかったかもしれません。

私も・・・・

「○○さえやっておけば全てOKですよ」

「楽に簡単に短期間に出来ますよ」

と耳に心地良い事ばかり言っていれば、嫌われないですし楽です。

しかし、本心で思っていないことは言えません。

 

また、例え損をしても本当のことを 言って少しでも良くなる人がいればいいという気持ちでお話させて頂きました。

ということで、次回は奇跡のフォーミュラについてお話します。

 

また、出来れば具体的に・・・

「どんなやり方をしていくのか」

 

にもふれていきたいと思いますので、楽しみにしていてください。

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                    第五話へ続く
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