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10周年記念 裏メルマガ

こんにちはリアルです。

一昨日気づいたのですが、実はメルマガを
始めて今年で10年になりました。

今まで規模は小さいながらも、なんとか
メルマガや講座を続けてこれたのも、こう
やって読んで頂いているあなたのお陰です。

ありがとうございます。

ということでメルマガ10周年を記念して
このメルマガで裏話をしていこうと思います。

「リアルさん、裏話ってなんですか?」

と思うかもしれません。

裏話というのは例えばKindle出版した本が
表とするならば、それを世に出すまでの
話が裏になります。

かなりテクニカルな話もしていきますの
で…

・自分で何かやっている人
・これから何かやっていきたい人
・自分でもブログやTwitterをしている人
・最新のネット事情が知りたい人
・一瞥体験はあるけど生活に応用出来てない人

は参考になるかもしれません。

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覚醒するもただの人
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「Mother ~母なる意識に導かれて~」と
いう本でも書きましたが30代半ばで意識
が変容する体験をしました。

強い体験の後、意識や体質が戻るまで半年
ほどかかりました。

半年後もまた普通に戻ったかというと、そん
なことは無いのですが…

「日常生活は何一つ変わらない」

という感じです。

別に直感によって全て正しい判断が出来たり、
運気が爆発的に良くなって苦労知らずになった
わけではありませんでした。

むしろ逆。

次々と苦労が押し寄せてきます。

「俺って覚醒したはずなのに、相変わらず
何も出来ない自分がいる」

という感じ。

「いっその事、推薦されたように出家でもして
しまった方が良かったのかな…」

という感じ。

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コツコツ貯金
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当時、独立して自分で飲食系の仕事を
していました。

20代の頃は大手自動車会社の開発部門
にいたのですが、当時から…

「自分で何かやりたい」

と思っていたので、コツコツと300万
ほど貯金していました。

同僚は車を買ったり遊んだりしていまし
たが、そこはグッと我慢。

本を買ったり瞑想を習ったりするのには
お金を使いましたが、それ以外は我慢。

その甲斐あってか、ある程度軍資金が
たまり、会社を退職して自分で始める
事に。

30歳の時に所持金の300万と残りは
借金して始めました。

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体が燃えるような労働
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お陰様で自分で始めた仕事は順調でした。

とは言えそれほど儲かる業種ではなかった
ので、金銭的にリッチになったわけでは
ありません。

独立する前より少し良くなった程度。

しかし、上司や会社からあれこれと理不尽
な指示を言われるわけでもなく、自分のやり
たいように楽しく働けました。

よく話題に出てくるヴィパッサナー瞑想の
リトリートやT Mシディの長期合宿に行けた
のもこの時期です。

ただし、想像以上に体がキツい。

体が変形するほど働きました。
体も燃えるような消耗。

ダイエットなどしていないのに体脂肪は9%
まで落ちました。

今でも左肩の位置が下がっているなどして
バランスが悪いのがその時の名残。

「ヤバいなこの仕事、何か他にないかな?」

と色々と探し始めているうちにあるものが目に留まった。

 

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ワガママな性格?
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「リアルさん、なぜ会社員では無くて
自分で何かやりたいと思ったのですか?」

というご質問もあるかもしれません。

これは理由があるとかではないのですが…

「感覚的なもの」

ですよね。

悪く言えばワガママな性格なのかもしれません。

働く事自体は好きなのですが、人からああだこう
だ指示されるのはあまり好きでは無い。

これが尊敬している上司とか人物だったらともかく、
別に尊敬していない上司から…

「えっ なんでこんなこと言うんだろう」

みたいなケースが多発。

そりゃー、年収が数千万だったら大抵のことは我慢
しますよ?

しかし、アルバイトに毛が生えたような給料で
無理難題を押し付けられる日々にウンザリ。

元々は素直な性格だと思っていたのですが、会社員
を続けるうちに…

・謎の長時間労働(残業代無し)
・謎の地方出向
・理不尽な方向性の転換
・今でいうパワハラ

など、数々のケースを目にしたり体験してきて、そう
考えるようになりました。

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未熟さゆえ
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最も、会社に勤めると言うのはそういった数々
の我慢も必要なのかもしれませんが、若かったので
しょうね。

今考えると、会社に問題があったと言うよりは私の
考え方の未熟さ。

対人スキルやコミュニケーション能力の低さが不満
や軋轢の原因だと言うのがわかります。

もちろん、会社や仕事には数々の問題があるでしょう。

しかし、対人関係も含めてそれを解決していくのが
仕事ですから。

その我慢の臨界点が30歳の時にきて、独立を選んだ
というの基本的な流れです。

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独立
===

その独立なのですが飲食系のフランチャイズを選び
ました。

今までの仕事が技術系だったので、全く別ではあり
ましたが、飲食系はアルバイトその他で経験も
ありましたし、何より楽しそうだったから選択。

ちなみに、自分でビジネスをするにはお金がか
かります。

私の場合は1千万以下に抑えることが出来まし
た。

大体700万くらい。

「えー そんなに必要なのですか?」

と思うか…

「一千万以下で出来るんだ」

と思うかは人によると思うのですが、30代
の私にとっては結構な金額でした。

前回お話したように、300万はコツコツと
貯金して残りはフランチャイズの会社から
借りて2年で返済。

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箱の大きさが売上
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ちなみに、基本的な考え方として…

「どれくらい投資したかでどれくらい収益
があるか決まる」

という法則があります。

例えばお店を例にすると箱もの、つまり
どれだけお店につぎ込むかによって売上
って変わってきます。

もちろん、業種業態や経営手腕など様々
な要因がありますが、基本的には箱の
大きさやクォリティによって決まります。

例えば、飲食系の独立をして3年ほど
経過した頃。

借金も返したし、この後どうするか考え
ていた時に…

「オーナー経営者募集」

の記事を目にしました。

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3000万
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ブックマーケットというブックオフの
関西版みたいな会社。

説明会に行って詳しい話を聞いてみて…

「本は好きだし、面白そうだな」

と思いました。

ただし、金額がネックです。

店舗を構えるのに2千から3千万かかるという話。

これは別にそこのフランチャイズがボッタクリ
とかではなく、郊外に駐車場付きのある程度
大きな店舗を構えると、それくらいは普通。

イメージとしては関東でいうところの郊外
型の広い駐車場付きの大きなブックオフみた
いな感じですか。

知らなかったのですが、それ相応の貯金や
土地などの担保が無いと個人には銀行は
事業資金として数千万は貸さないそうです。

ですから、その本部に2年社員として入社
して、ものになりそうなら会社が保証人に
なってくれて銀行から借りられるという話。

「なるほど、でも実際に独立した人から
話を聞かないとわからないな」

と思いました。

資産家ならともかく、一般人にとっては
数千万はビビる金額です。

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瀬戸への旅
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本部に連絡して聞いてみると、愛知県の
瀬戸市のブックマーケットのオーナーの
ところへ行きました。

瀬戸はいいところでした。

街や人の雰囲気が関東とは違う。

目的の店舗についてみると、やはり
結構デカい。

オーナーさんに時間をとってもらって
話を聞きました。


「ぶっちゃけ、どうなんでかね?」

オーナーさん
「悪い仕事では無いと思うよ、私も本が
好きですし」

「ただ、やはり本部がいうように他店舗
展開して上手くいかないと旨味は無いです
よね」

「私の場合は月に手取りで80万前後です、
借金を差し引いた分ですので、終われば
その分増えますが」

というようなお話でした。

「多店舗展開かー、しかも本部は東北地方
に出店する人を優先と言っていたからな」

「東北は寒そうだし…」

「2年研修で借金2000万で手取り80万か」

など、色々と検討したがその時はパス。

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決意の度合いが重要
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上記のような様々な要因もありますが、自分
の胸に聞いてみると…

「別にやりたかったらやってもいいけど、そこ
じゃないだろう?」

という声にならない声がします。

確かに興味はあるし若干引かれるものはあり
ますが、命をかけて取り組みたいというほど
ではありません。

やっぱり結果を出す為にはリソース、つまり

・資金
・技術
・人間関係(知識を持っていたり相談出来たり)

も大事ですが決意が最も大事。

その決意に裏付けられた行動力や粘り強さ
が無いと、花開くものも開きません。

よく…

「命をかけてやる」

という言葉がありますが、私の知っているケース
だと、とあるハンバーガーのフランチャイズに
加盟する時に生命保険に入るケースがあるそう
です。

そう、万一借金を返済出来なかったら、生命保険
が出るような形で家族には迷惑がかからないよう
にするケース。

文字通り命懸けですよね。

ただ、私の場合はそこまでモチベーションが
上がりません。

命をかけた瞑想修行の末に死ぬのならともかく、
お店の借金返済で命を賭けるまでのアレは無い
ですよね。

結局見送ることに。

時期的にいうとT Mシディを受けて、ヴィパッサナ
ー瞑想に出会う前の話。

こんな感じで30代をすごしていきますが、ある時
私のアンテナに引っかかるものが現れます。

イメージでいうと…

暗闇の中に扉があり、それがわずかに開いていて
かすかな光が漏れ出ている感じですか。

 

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灰色の箱
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そう、当時インターネットが普及し始めました。

今でこそWifiや4G5Gは当たり前ですが、当時は
ISDNが出始めた頃。

理由は無いのですが、なぜか無性にPCが欲しくなり
DynabookのノートPCを買いました。

この灰色の四角い箱がなんだか未来を運んでくれる
ような気がしたからです。

当時はまだ今のようなブログサービスがなく、ワード
プレスもありません。

ホームページビルダーを買ってきて、HTMLという
ホームページを作る言語を知ったのもこの頃です。

なぜインターネットに興味が出たのか今考えてみる
と環境というものがあります。

その頃、地元に瞑想仲間のB君が遊びにきていて
ドライブしていました。

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労働は月に3日
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そのB君はプログラマーで社長なのですが、いつも
ヒマそうです。

車で走りながら尋ねました。


「Bちゃんはいつもヒマそうだけど、どのくらい
働いているの?」

B君
「うーん、僕も結構忙しいですよ、読みたい本とか
あるし」


「いや、そうじゃなくて仕事だよ、仕事」

B君
「3日ぐらいですかね」


「週に3日しか働かないんだ、余裕だね」

B君
「月ですよ、月に3日」


「・・・・・・」

カルチャーショックでした。

毎日、地を這いずり回りながら背骨が曲がる
ほど働いいているのに、なんだこの違いは
みたいな。

そういう経緯もあり、私はプログラマでは無い
のですが、なんだかネットが輝いて見えたのか
も知れません。

そんなある日、Googleのとあるサービスに出会い
ます。

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忍び寄るA I化
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Googleのあるサービスというのは知っている
人も多いと思いますが…

「Googleアドセンス」

と言われる広告の一種です。

よくブログの上とか下に出ているアレです。

ちなみに、GoogleやYahooなどの検索エンジン
やFacebookやインスタなどのSNSがなぜ無料
で使えるか考えたことありますか?

それはネット広告というもので企業として収益を
上げているからです。

テレビがC Mを流しているのと一緒ですね。

ちなみになのですが、テレビ業界が衰退してい
るという話は聞いたことがあるかも知れません。

なぜかというと、これも構造的な問題でテレビ
はC Mを出すスポンサー企業によって成り立っ
ています。

しかし、ネットの普及伴ってこの仕組みが
変化してきました。

なぜなら、テレビC Mだとターゲティング
出来ないからです。

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A Iが個人情報を
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ターゲティングとは何か?

例えばテレビのC Mは山田さんが観ても
田中さんが観ても同じC Mが流れます。

しかし、ネットは違います。

山田さんが…

・普段どのような動画を観ているか
・どのような検索をネットでしているか
・性別や年齢
・どんな商品を買ったことがあるか
・趣味や仕事

などのデーターをGoogleやフェイスブック
などは持っています。

その山田さんに対して最適な広告を表示
させて企業の商品やサービスを購入する
ように最適化されているのです。

当然、テレビC Mのように誰に対して
も同じ内容を流すより、個人のニーズ
に合わせたC Mの方が反応率はいいわ
けです。

Amazonなどだと、普通にお勧めでの
商品がメールできますが、Googleなど
の場合はもっと凄い。

例えばあなたがメイクの動画をYouTube
で観ていたら、その情報を覚えていて
何かを検索した時や他のネット画面
やスマホを観ている時にも同系統の
広告を表示してきます。

なぜならGoogleやFacebookの広告
システムは最先端のA I化が進んで
いて、私達の動向をかなり把握して
いるからです。

今、チャット G P TなどのA Iが話題
ですが、実はしばらく前から私達は
このようなA I化の世界にどっぷり
浸かっているわけです。

まあ、これらの仕組みを便利だと観る
か脅威だと感じるかは人それぞれですが
、とにかく現代はそういう時代です。

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アドセンス
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話は若干それましたがGoogleアドセンス
という広告の話に戻ります。

自分でサイトを作って、そこにGoogleのアドセ
ンスコードを貼るわけです。

GoogleのA Iがサイトの文字情報を読み取って
内容に即した広告を表示するわけです。

例えばペットの記事を書いたら、自動的に
Googleアドセンス広告はペット商品の通販
サイトのリンクを表示します。

そこに広告が表示されて、来訪者が広告をクリック
すると数円から百円収益になるという構造。

なんだか今まで自分がやってきたリアルビジネス
と全然違います。

前にもお話したように、ビジネスには安くても
数百万単位の初期投資が必要です。

しかし、ネットで行うには…

・PC
・サーバー代(月に数千円)
・ドメイン代(年間千円前後)

ぐらいしかかかりません。

「リアルさん、そんなもので稼げるんですか?」

と思うかも知れません。

そう、私も色々と調べてみました。

実際に自分の会社でアドセンスを取り入れて
いる人がいるというので行ってみました。

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また見学へ
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当時は桜坂付近にある、とある会社がアドセ
ンスで有名でした。

お金を払って実際のアドセンスの管理画面
を見せてもらいました。

大体、アベレージで1日7万円ほど収益が
出てます。

1日7万というと、ビジネスをしている人
は少ないと思うかも知れません。

しかし、一旦サイトを作ってしまえば、あと
はほぼ放置しておくだけ。

しかも365日稼働します。

これはシステムとして美しいと感じました。

記事を書くだけで、自動的に内容に沿った
広告が表示されクリックしただけで収益
が発生する。

普通のアフィリエイトのように成約しな
くてもお金になるし、通販のようにオーダ
ーを確認して発送する必要もありません。

当時、ネットが流行り始めていましたが、
どうもアフェリエトはやる気が起きません。

しかし、自分が好きな文章を書いてGoogle
の広告を貼っておくだけで収益が入る。

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新世界
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こんな世界があるんだと思いました。

よく聞く話ですが…

同じように上の階に登るのでも

・昇りのエスカレーターに乗るか
・降りのエスカレーターに乗るか

で労力やスピードは全然違ってきます。

「もしかしたら、Googleという昇りの
エスカレーターに乗ったらいいんじゃないか」

元々やっていた飲食業の空き時間に、手探
り状態ですがサイトを作り始めました。

今考えると瞑想やitの講座のような内容を
伝えるための手段として、ネットの仕組み
や使用法を運命によって訓練させらてた
期間だとも言えます。

ただ、当時はわけもわからず新たな潮流に
突入していくことになります。

 

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