前回まではヘミシンクや透視(RV:リモートビューイング)などの話をシェアした。
ネット上なのでコアな話は差し障りが色々出てくるので出来ないが、色々な特徴や注意点は紹介出来たと思う。
今日は透視や予知の話に関連した話題でカルマについてシェアしていこう。
なぜ前回の話、RVにカルマの話が関連しているか?
それは例えば直感なりヘミシンクなりRVで未来を観るという事があると思う。
正夢
また、これらのワークや瞑想をやった事が無い人でも…
虫の知らせ
正夢で見た絵
などを観たことはあるかもしれない。
私も正夢などは時折観る傾向がある。
覚えている最初の正夢は中学生ぐらいの時だっただろうか。
ある晩、夢を見た。
どこかの部屋にいて、壁に花の絵が飾ってある。
ただそれだけの夢だったが、妙にハッキリと憶えている。
その何ヶ月か後に旅行に行ったのだが、宿泊した部屋に夢で見た絵と同じ絵が飾ってあった。
その時、正夢ってあるんだなと思ったのを憶えている。
その後も何かの折に時折正夢は見るが、この正夢の仕組みはどうなっているのだろうか?
別に正夢でなくとも、直感でも占いでもいいが…
「未来が当たる」
という現実がある。
もちろん100%ではないだろうが、なんとなく感じた程度の直感も含めると誰しも多かれ少なかれ経験はあるのではないだろうか?
未来予知の仕組み
ここでその仕組みを推測すると…
- 未来が決まっていたからそれがわかった(受動型)
- 未来が実現するから直感が発露した(能動型)
という2つがあると思う。
受動型の未来が決まっていたから、それがわかったというのは文字通りの意味。
私達には見えないが既に未来は確定していて、それを何かの方法(直感、正夢、RV)などでたまたま知ってしまったというタイプ。
次に未来が実現するから直感が発露したというのは、人には未来を創造していく力が元来備わっている。
その為、直感や夢で見たからそれにインスパイアされ、実現能力が発動し未来はその通りになったというタイプ。
徳永英明のケース
例えば芸能人や有名人のエピソードなどは沢山公開されているので目にする機会は多いが、ああいう人達が売れたり有名になった話を聞くと努力は無論しただろうが縁というか偶然が重なってチャンスをものにしたという話が多い。
例えばこれもうろ覚えだが、昔テレビを見ていて徳永英明が出演していた。
彼は10代の頃から「将来は歌手になる」というヴィジョンが明確にあったらしい。
中学生の頃からラジオを聴いていて、その音楽に憧れていたという。
ただ、父親が現実的である約束をさせられたそうだ。
それは…
「もし25歳までにデビューできなかったら、俺と同じ保険の営業マンになれ」
という約束。
その約束を胸に19歳で上京しバイトをしながら曲作りに没頭する。
そんなある日、仲間から知らせがある。
「レコードデビューの話があるから軽井沢で合宿する」
という話。
徳永英明は喜び勇んで軽井沢に向かったが、実はその話は嘘でバイトの人員が足りないので駆り出されただけだった。
しかし、その軽井沢のバイトがきっかけで大木誠という仲間に出会う。
実はこの出会いが後のデビューやヒット曲には欠かせない出来事だった。
願望実現型
有名人や起業家などはこういった話が結構ある。
彼らは努力や才能は無論あるだろうが、そもそも願望を達成する能力があるので偶然の出会いやイベント引き寄せられるのだろうか?
だから、未来は決まっているのではなく、自分の努力と夢で達成していくものだという話になる。
スピリチュアル系で言えば引き寄せなどはこの系統といえる。
強く思って引き寄せたから現実が創られるという話になってくる。
受動型 カルマ論
それに対して…
「いやいや未来は決まっている、カルマがあるから」
というのがカルマ論。
これは仏教でもヒンドゥーでも西洋でも大体そう。
例えば仏教で言えば、そもそもカルマの元となる生まれかわりの輪廻から脱する為に修行があるという話なわけだ。
六道輪廻
ちなみに仏教では六道輪廻といい…
- 地獄
- 餓鬼
- 畜生
- 修羅(阿修羅)
- 人
- 天
と6つある。
私達は一応、この「人」という世界にいるわけだが、真っ当に生きたり徳を積んだりすると「天」に行く。
まあ、いったらカテゴリ的には天国なわけだ。
しかし、この天に生まれ変わってもその徳が消費されれば再び人、もしくはそれ以下の世界に転生するかもしれないので解脱しましょうみたいな世界観がある。
厳密に言えば上座仏教のように明確にその世界があるとして修行に取り入れているところと、これは心の比喩であってちゃんと生きていきましょう的な教えのところもある。
まあ、どっちにしても心の状態や行いによってカルマが出来るよという話にはなってくる。
新宿でインド占星術
私がカルマを意識し出したのが30代の頃だった。
今から25年くらい前の話。
それまでも瞑想したり体外離脱したりしていたのだが、明確に意識し始めたのはその頃。
当時は勤めていた会社を辞めて自営業を始めた。
比較的順調に事は運んでいたのだが、とにかく消耗が激しい。
体がボロボロになりかけてアーユルヴェーダで体調管理を始めたのもこの頃。
この頃にインド占星術というのを知った。
TMで提供しているプログラムの一つ。
仕事の事を観てもらうのも一興だと思い、そのインド占星術とやらを受けた時のこと。
ちなみに、当時のマハリシのインド占星術はどんな感じかというと、結構高い印象がある。
今はいくらか知らないが、当時はうろ覚えだが確か1時間7万円くらいだったと思う。
新宿西口を出て大久保方面に向けて線路沿いを歩いていくとTMの新宿センターがあった。
その2階に「テレビ電話」があり、海外の占星術士のパンデット(僧侶)に鑑定をしてもらうわけだ。
当時は今のようなネット回線が普及していなくて、今ならzoomだろうが当時はCRTモニターというのかな、ブラウン管のデカイバソコンが鎮座していて、それを使ってテレビ電話だった。
画面には通訳と白い長髪の痩せてニコニコした老人。
どうやら彼が占星術士らしい。
私が事前に提出していた生年月日から作成したチャートを見ながら…
「あなたは…」
と未来を話し始める。
そこで驚くべきことに…
続く…