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サンクチュアリ -聖域- 感想

Netflixでサンクチュアリ -聖域-を観た。

結論から言えば個人的には久々に良かった。

実は今までは邦画はあまり観ていなかった。

今までは映画にしろドラマにしろ欧米系のものを主に見ていたが、たまたま韓国の作品を観たらクォリティがかなり高い。

「何なんだろうな、韓国系のこのクォリティの高さは」

「日本のものより面白いな」

というのが正直な感想だった。

ところがである。

「サンクチュアリ -聖域-」

を観て…

「日本のドラマも韓国や欧米に負けてないな」

という感じに。

ドラマの詳しい解説などは色々とネットに出ているので、そちらを参考にして欲しいのだが、このドラマを観て感じた事を一つだけ挙げるとすると…

「型の重要性」

というものがある。

ドラマの中では才能がありながらも、ライバルには苦戦していた主人公が自分の型、つまり勝ちパターンを見つけることにフォーカスしていった部分がある。

具体的に言えば、四股を踏んで下半身を強化したり重心を安定させて低いポジションから当たる取り組みをすること。

また、小指の力を鍛えていくこと。

ドラマのこの部分、主人公が挫折から這い上がって強くなっていく場面はまるでロッキーを観ているような感覚になってきた。

俳優さんも映画の進行状況に合わせて体が本当の力士のようになっていくのも凄い。

実際にこのドラマに合わせて体重を40キロ近く増量したという。

俳優というより本当の力士にしか見えない。

実際に元力士の方も何人かいるようだが、それにしても普通の地上波のドラマではここまでは出来ないだろう。

まあ、実際の力士はドラマのように走ったりするトレーニングはしないだろうし、親方にタメ口を聞くような新人は存在出来ない無いとは思うので、フィクションと言えばフィクションだと思う。

また、元力士の貴闘力がYouTubeで言っていたが、今は殴ったり蹴ったりの指導は色々な関係上、相撲業界的に自粛しているが自分が現役の頃はドラマより厳しい稽古だったという話。

例えばドラマの中では主人公の耳が張り手で取れた場面があったが、実際にそういうケースがあるらしいし、耳ではなくて足の指が取れてしまうケースもあるらしい。

ただ、そういった実際とは若干違う部分は加味しても久々に出たヒットだと思う。

また、今お話したような型、つまり勝ちパターンというのは非常に重要。

これは私達の生活でも充分考えるべきポイントである。

人間関係や仕事でも…

・上手くいく時のパターン

・なかなか難しいパターン

という場面があると思うが、出来るだけ初期の状態から上手くいく勝ちパターンに持っていくというのを意識するだけでも違ってくる。

という事で今日はドラマの感想を軽く紹介。