前回はダメダメとオラオラの要素は誰しも程度の差こそ持っているという話。
また、そう言った欠点を持った私達でも聖なるものとの繋がりを持てるという話だった。
前回の話
エゴを持ったままでもいい 瞑想と魔と神聖な意識
今のままの状態でもいい。
ただし、ではどこもなおさなずにそのままでいいというのも少し違うという話だった。
抜粋
エゴを持ったまま神聖さを体現出来ると言う話だが、これはあくまでベースとしての話。
確かに本体としては私達は神聖な存在ではあるが、それが表面に輝き出ているかどうかは別問題という話になってくる。
「そのままでいいや」
と言うことで…
- 好きなだけ酒を飲んだり
- 好きなだけ大食いしたり
- 感情のままに発言、行動したり
- ダメダメで悩みまくったり
- オラオラで本能のままに動いてり
していると、それもまたやっぱり少し違うという話になってくる。
もちろん、この辺はカルマというか個人差というもの出てくる。
パーソナルな戒律
この辺もパーソナルな戒律ということで以前お話ししたように、どれを削ってどれをそのままにしていてもいいかは人にもよるし時期にもよる。
パーソナルな戒律とは何か?
この辺の話は以前軽く触れた。
瞑想と戒律と肉と酒 瞑想する時は何を食べたらいいのか?
このようにどのように行動していったらいいかとか、何を食べたらいいかという戒律がヨガでも仏教でもあるが、実際のところは職業や個人差が出てくるということだった。
死んだらお終いのAタイプ
例えばの話…
- Aタイプ:世間一般でスピリチュアル的なことに興味も湧かず、死んだらお終いだと思っている普通の人
- Bタイプ:瞑想に興味があったり意識の永遠性を信じて(可能性を感じて)いたり自分の魂の向上に興味がある人
ではやっぱりパーソナルな戒律は変わってくる。
Aタイプのこの世限りだとおもっている人は、健康を害さなかったり法律の範囲内だったら別に何をしてもいいだろう。
もちろん、その場合でもカルマの修正はかかってくるので仕事や人間関係や家庭などで無自覚的に修行はさせられるわけだ。
ただ、そうは言っても別に特別なパーソナルな戒律はかかってこない。
別に瞑想する必要は無いし、神やブッダに祈る必要も無い。
楽だとも言える。
その代わり人生の荒波に揉まれて、社会的に成功したり幸せな家庭を築くかもしれないが、普通のままそれほどの変化もなく人生を終わっていく。
まあ、別にこれでもいいちゃあいいわけだ。
満足出来ないBタイプ
しかし、幸か不幸かあなたがBタイプの場合。
普通に生活していても満足出来ない。
いや、もちろん一般的にいう満足はあるだろう。
仕事で充実感を味わったりお金を稼いだり。
恋愛して結婚して子供を作って、余暇を楽しく過ごして。
そういう日常の幸せは感じるだろう。
でも、何かが足りない。
エゴを削る
これは無自覚の内に禅でいう発心が発動しているとも言える。
そういう人のBタイプの場合は、普通のAタイプの人よりもエゴを削ったり瞑想したりするプログラムだったりする。
「リアルさん、エゴを削るって何ですか?」
という話もあるかもしれない。
話すと長くなるので何を削るのかというと一言で言えば脂肪だ。
ダイエットが流行っている。
食事を制限して運動をして痩せたいという関心はすごい高い。
これはいったらお腹や体の角部についた脂肪を削ろうという話だ。
別に脂肪をそのままで、好きなものを飲み食いして運動も疲れるからやらないでも構わない。
では、何で苦労してダイエットするのか?
それは食事制限したり運動をして余分な脂肪を落とすことによって…
- 体重が減る
- お腹が凹む
- 健康になる
- 昔の服が着れる
- 若返る
- カッコよくなる
など人によって目的は様々だが、とにかくメリットを感じるから脂肪を削るわけだ。
エゴを削るというのもこれに近い。
ということで次回は私のモーニングルーティーンを軽く紹介してみよう。
続く…