前回は音を使わないヘミシンクで有名なブルースモーエンのところへ行ったという話だった。
抜粋
モーエンさん曰く
「白黒のボンヤリしたイメージでも正確さは変わらない」
という。
つまり、モンロー博士のように明確に体外離脱してフルカラーで触覚や体感もある体験や取得した情報も、飯を食べながらボンヤリしたイメージも情報の精度は変わらないという。
なるほど、理論的なことはわかった。
しかし、そう言われても単なるイメージが体外離脱と一緒だというのは話だけでは納得出来なかった。
という話だった。
前回の話 ブルースモーエン式…
今日はその続きから。
では実際にブルースモーエン式のヘミシンクはどのような感じだったのかをシェアしてみよう。
リトリーバル
結論から言えば参加されていた人の多くがなんらかの感触を得たようだ。
つまり、ボンヤリとしたイメージでもそこそこの正解率を出すことが可能ではある。
ただし、いくつか注意というか気になる点があるのでそれは後ほどお話していく。
ちなみに、集まった人達の多くは普通の人。
特に霊能者とかのサイキックではなかった。
目立ったのが…
「あの世に行った家族に会いたい」
というような方が多かった。
中には子供を亡くした母親なども参加していた。
考えてみればヘミシンクにはリトリーバルというものがる。
これは魂の救済と言ってフォーカス27まで行けずにさまよっている魂を救済する仕事があるわけだ。
浮遊霊
地縛霊
死後間も無くで迷っている霊
などを体外離脱して救済すると言うワーク
なんだか話だけ聞くと恐ろしそうだが、まあ、そういうワークもあるという話。
だから、参加者の中で家族を亡くした人は…
「◯◯はちゃんといい世界に行けているだろうか?」
「本当に人は死んでも存続するのだろうか?」
との思いからこういったワークに参加する人が多いのだと推測出来る。
モーエンさんのワークの様子を事細かに書くと量が膨大になってしまうので、印象に残った点をシェアしてみよう。
ブルースモーエン ワークの実際
この辺の技法とかは確かモーエンさんが出版した本の一つに詳しく書いてある本があった。
確か…
「ブルース・モーエン死後探索マニュアル―自分でできる魂救出エクササイズ」
と言う本。
ただ、読んでみたが文字だけで読むと…
「これ、読んだだけじゃ出来ないだろう」
という感じ。
ワークを直接何日も実際に受けた身にしても、読むだけだと結構難しく感じた。
まあ、エネルギーワークなどに慣れていて、既にある程度自由に扱える人だったら基本的な前半部分は読めばわかると思う。
ただ、厄介なのは自分が見ているイメージが本当なのか妄想なのかの区別が難しい。
この辺はやっぱり他の人とワークして、正解だったかどうかをチェックしてもらうフィードバック出来る仕組みがあった方が断然やりやすいとは思う。
正解だったかどうかというのは、相手の状態をRVで読むというトレーニングをする。
ブルースモーエンのセミナーはペアになって亡くなった人をリーディングしたが、それだと若干プロセスが複雑になるので簡単な方法を紹介しよう。
リーディングのやり方としては非常に簡単。
ステップ1
準備段階としてエネルギーを整えてハートを開いた状態にする
ステップ2
相手のエネルギーを読む
という方法。
先ほど言ったようにエネルギーを整えてハートを開くというのを解説すると量が多くなってしまうので、またの機会にということでステップ2から解説する。
透視リーディングのコツ
相手のエネルギーを読むというのは、相手を見た時に浮かんでくるイメージを相手に告げるというもの。
例えば、田中さんを見た時に…
「なだかスイカを思い出した」
と思ったら、スイカと言ってみる。
そうすると、田中さんは…
「実はさっきスイカを食べたんですよ」
みたいな話になってくる。
これは嘘みたいな話だが、実際にワークしていくと結構な確率でヒットしていく。
私も何度か透視系のセミナーを開催したが、7割くらいの人がなんらかの正解や感触を得た。
この相手を見たり接した時に浮かんでくる映像(印象)を捉える時にポイントとなるのが…
「印象は浮かんできたけど、これってただの妄想じゃないか?」
と思うところ。
拡がり混じり合う意識
その気持ちは良くわかる。
私も霊能者やサイキックの人と接したり、ヘミシンクを実際に受けてみたり、それ以外でも透視系は色々な経験をしたが結論として…
「印象は妄想もあるが、結構な確率で正解も拾える」
という感触だ。
前にも少しお話したが、私達の「意識・思考・感情」というのは思ったより個別化していない。
個別化していないというのは…
「私の考えは私が考えた」
と思っている。
しかし、実は空気が混じるように結構な確率で混じっている。
混じっているというのは、目で見て耳で聞いて情報として入ってきている以外でも「場」として混じっている。
近くにいる人
家族
会社
地域
と混じっている。
もっと大きな視点で言うと国や地球単位で個人の意識は周りの意識と交流している。
これはサイキックでなくても、スピリチュアルなことを全くやっていない人でも一緒。
もっとも、多くの場合は繋がっていても自覚出来ないが。
ちなみに、距離は近い方が混じりやす。
ただ、原則的に距離は関係ない。
距離以上に意識がシンクロしているかどうかの方が伝達度は高い。
だから、普段のあなたの思考からして混じっているわけだ。
特にRVの練習のように…
「読み取ろう、感じよう」
と意識を向けた時に相手の情報を拾っている確率は高くなる。
RV透視のコツ
だから、1番重要なのは…
「既に繋がっていると知る」
と言う意識の設定だという話になってくる。
また、ステップ1のエネルギーを調整してハートを開くという準備段階も重要になってくる。
なぜなら、イライラしていたりすると、やっぱり上手くいかない。
もっとリラックスしてハートが開いていないと上手くいかない。
イライラしていたり悪想念を持っていると、それに同調して同じようなエネルギーとシンクロしやすくなるので正解率は落ちるし変な情報も拾う可能性も高くなる。
あとは注意としては…
本当の情報か妄想かの見極め
と言う話になってくる。
この辺は物凄く重要なテーマになってくる。
スピリチュアルで危ないのが、自分は聖なるものと交信しているつもりだが、実は自分の妄想だったりヘンテコなものと交信していたりするケースが多いからだ。
特に危険なケースとしては…
続く