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ブルースモーエン式 ヘミシンクの方法 イメージを使ったメソッド

前回はRV(リモートビューイング)の原理みたいな話を簡単にシェアした。

霊能者やRV(リモートビューイング)での見え方とは? 透視の方法

今日はその続きから。

この霊能者やサイキックの「見える問題」については前回でも触れたが、ここが一番の盲点だった。

ロバート A・モンロー

霊能者が見えるという映像が写真のようにカラーでクッキリと見えるものだと思っていたわけだ。

しかし、そうでは無くてもっと普通に私たちが何か思い出す時、例えばセブンイレブンと聞けばコンビニが浮かんでくるような脳内の簡単なイメージでいいという話。

これを明確に納得したのはヘミシンクで同じようなやり方をしていると知った時だった。

これも15年以上前の話になるが、ヘミシンク系に足を運んだ事がある。

ヘミシンクはこの文章を読んでいる人は知っている人も多いだろうが、簡単に解説する。

ヘミシンクとはロバート A・モンロー(1915~1995 上の画像の人物)さんが自身の体外離脱体験をもとに作った体外離脱する方法。

体外離脱体験(Out of Body Experience=OBE)とも呼ばれている。

この方法はヘッドホンを使って行われ、何層もの複雑なオーディオ信号によって共鳴現象を起こし、特殊な脳波を発生させて体外離脱へと導くテクニック。

ヘミシンクとはヘミスフェリック・シンクロナイゼーション(左右半脳の同調)の略である。

ヘミシンクという言葉を最初に知ったのがモンロー博士の体外離脱体験を書いた著書

「体外への旅―魂が肉体を脱け出す」

を読んだ時だった。

この本は確か発売が1985年ぐらいだから37年前に読んだことなる。

この本には自分に起きている体外離脱と同じ現象が多く書いてあったので…

「やっぱりそうだったのか」

という思いがあった。

当時は現在のような精神世界の本は少なく大きな書店に行っても伝統的な宗教や新興宗教の本か心理学や哲学のものがほとんどだった。

今みたいにスピリチュアルコーナーなどなかった。

ましてや体外離脱に関する本などなかった。

であるから、自分に起きている対外離脱体験はなんなんだろうという、おそらく意識が体から抜けているのだが…

「他の人はこんな体験をするのだろうか?」

という疑問は拭えなかった。

であるから、ロバートモンローの本に出会った時はやっと出会った感があった。

ただ、なかなかヘミシンクに足を運ぶ機会がなかった。

ブルース・モーエン

しかし、ブルースモーエンというモンロー博士の友人が来日すると聞き会いに行ったことがある。

普通はこのヘミシンクは音楽を使って行われるのだが、音楽を使わずに行う方法をブルースモーエンさんは体外離脱に採用しているという。

数年前に亡くなられたが、このモーエンさんは背が高く190くらいあるのではないだろうか?

無口でほとんど笑わない人だった印象がある。

ブルースモーエンさんはヘミシンクという音を使わずに何を使うのかというと、一言で言えばイメージ。

準備段階として体のエネルギーを整えたり、ハートを開くワークをするがメインはこのイメージを使ってフォーカスの世界を探索したり、死者の魂を救済したりする。

フォーカスの世界というのはモンロー博士が定義づけしたものでフォーカス・レベルと言われざっくりいうと1から42まであるとされている。

まあ、わかりやすくいうと瞑想状態から霊界まで含めて現代風に解釈したも見たいな感じだと思えばいい。

私はこの時までモンロー研究所で行っている体外離脱はてっきり自分に起こるような体外離脱と同じものだと思っていた。

しかし、違っていた。

イメージを使ったヘミシンク

確かにヘミシンクの発案者であるモンローさんは同じように体外離脱をして色々な世界を旅したらしいが、多くの場合は体外離脱しないという。

  • イメージ
  • 半分夢を見ているような感じ

を使う方法。

特にブルースモーエン方式はもっと緩い。

ぼんやりしたイメージでも白黒でも構わない。

前回お話した…

「ドラえもん」

と聞いた時に浮かんでくる絵程度でOKだという。

ちなみに、ブルースモーエンさん自身は今まで明確に体外離脱した経験は3回しか無いという話だった。

あとは全部イメージでやっているという。

「だからか〜」

と思った。

何がだからかというのは、ブルースモーエンさんの本「死語探索」を読んでいると…

食事中

車の運転中

に体外離脱して死者の救済をしている場面があるが、イメージだけなら確かに食事をしながらでも運転中でも出来るわけだ。

モーエンさん曰く

「白黒のボンヤリしたイメージでも正確さは変わらない」

という。

つまり、モンロー博士のように明確に体外離脱してフルカラーで触覚や体感もある体験や取得した情報も、飯を食べながらボンヤリしたイメージも情報の精度は変わらないという。

なるほど、理論的なことはわかった。

しかし、そう言われても単なるイメージが体外離脱と一緒だというのは話だけでは納得出来なかった。

その思いが数時間後に変わることになる。

続く…