前回のお話は
- 日本人は死後の世界を信じているのは約3割
- しかし全国の神社仏閣の数はコンビニより多い
- 最近のスピリチュアルを含めると結構信じている
- 以前は最近のスピリチュアルには抵抗があった
- しかし、現在では色々な教えはあってもいいと思う
というところまでだった。
抜粋
例えば少し前に流行ったやつというか、今でもそうなのかも知れないが…
「ツイテル ツイテル」
と繰り返し唱えるもの
「ワクワクする事をしよう」
と楽しい事にフォーカスするもの
「ありがとうございます」
と唱えると運が良くなるもの
などなど。
最近では宇宙人ものやイメージングやパラレルワールドなどの概念も含めたものも多い。
これを言うと嫌われるかも知れないが、20年くらいは正直こう言ったものを馬鹿にしていた。
ちょうどヴィパッサナー瞑想をやっていた時期なので下に見ていたのだ。
「なんだ、単なる現生ご利益だし低レベルだな」
くらいに思っていた。
こう言った気軽な教えは薄っぺらいと思っていたし、欧米からきて1日セミナーなどで教えられるものは単なるビジネスなんじゃないかと感じていた。
しかし、今考えると傲慢だったし私が浅はかだった。
やはり、この世界には色々なパターンというか事情があるので、色々なタイプの教えはあってもいい。
その話を少しシェアしてみよう。
今日はその続き。
世界人類が平和でありますように
20年くらい前になるが瞑想仲間から…
「リアルさん、お願い!運転手になってくれない?」
と声がかかった。
当時はヴィパッサナー瞑想を熱心にやっていた頃で、その瞑想仲間から。
彼(仮にWさんとする)は「ありがとうございます」と唱える宗教にハマっていた。
W
「今度リアルさんも行かへんか?ありがとうおじさんのところへ」
私
「それって何するやつなの?」
W
「ありがとうございますって唱えるんや」
ざっくり言うと、「世界人類が平和でありますように」という白い柱を目にした事はあるかも知れない。
実はこの白いポールは世界約180カ国に20万本以上立っているらしい。
これは白光真宏会(びゃっこうしんこうかい)の五井昌久と言う人が創始者。
ありがとうおじさん
その流れをくんだもので、ひたすらありがとうございますと言う感謝の祈りを捧げる通称「ありがとうおじさん」と言う聖者が滋賀の山の中にいるという。
私は実際に見たことは無いが、このWさんはありがとうおじさんの奇跡のヒーリングを何度も目にしているらしい。
例えば骨折した骨を瞬時に直したり
医者から見放されてた病気を数多く治癒したり
私
「ありがとうございますって唱えるだけなの?」
W
「そうや、例えばNさんなんか凄いで」
Wの友人のNさん
「どれだけ唱えられるかが勝負なんで、仕事中にカウンターでカウントしてます」
私
「えっ?カウンターってカチカチやって数を数えるあれで数えてるの?仕事中に?」
Nさん
「はい、仕事中もありがとうございますをカウンターで数えてます!」
私
「・・・・」
マジですか、私がそこの上司や社長だったら、仕事中にそんなことをしてる社員はクビだと思ってしまうが、どうやら価値観が違うらしい。
ありがとうの言霊
ちなみに、ありがとうございますというような感謝の言葉を唱えるのは感謝行と呼ばれるもので、昔からある比較的ポピュラーなもの。
最近ではハワイのメソッドで有名なホ・オポノポノでも…
- ありがとう
- ごめんなさい
- ゆるしてください
- 愛しています
の4つのフレーズで有名なヒーリングがある。
このありがとうございますだけを特化して唱えるのがありがとうおじさんの修行法らしい。
正直言ってめんどくさかった。
しかし、あまりに何度もその教えにハマった友人から誘われる。
なんでも東京から滋賀まで毎週通っているらしい。
バンを借りていくので、運転手になってくれないかという。
あまりに誘うので、まあ、1度くらいは付き合ってもいいかという事で行くことに。