今日は瞑想中の眠気について。
眠気についてはよくご質問を頂くが、全部網羅しようと思うと体質改善の話になってしまう。
そこで今日は一番簡単な「半眼」について。
仏像の半眼
仏像を見るとわかるが、半眼というのは目を半分閉じている状態。
いわゆる「薄目」をイメージしてもらえばわかりやすい。
なぜ半眼なのかというと、意識が特定の状態に入ると普通に起きて日常的に活動している時でも半眼状態になりやすくなったりする。
まあ、その話は置いておいて瞑想中の眠気対策としての半眼の話をしていこう。
半眼のやり方
シンプルな話、半眼にすると外部の光が入ってくるので眠気対策になる。
コツとしては…
ステップ1
目を開けた状態から閉じていく
ステップ2
周りの状態はほとんど見えなくなるまで閉じるけれども、光は入ってくる
という状態にするのがコツ。
つまり、上の仏像の目を閉じた状態より更に深く瞼を閉じていくイメージ。
薄っすらとした外部の光が入ってくる瞼の閉じ具合をキープするのがコツ。
視線のエネルギー
また、光が入ってきて意識が覚醒する作用とはまた別の面として、目を開けた方がエネルギーが外部に放たれるという作用もある。
視線というのは意外とエネルギーが強い。
あなたもなんだか気配を感じて顔を上げると、ビルの窓から誰かが見ていたなどの経験があるかも知れない。
このように、目には見えないが結構視線からエネルギーが放たれている。
ということは、どういうことか?
瞑想中に目を閉じて集中していると視線の先にエネルギーが集まるということになる。
これが上手く機能すると、強い集中状態に入れたり光が見えたりするわけだ。
しかし、上手く機能しない場合は体の中のフィールドでエネルギーがグルグルと動き回る。
そうなってくると、落ち着かなくなったり妄想が止まらなくなったりす。
そこで、半眼なり目を開けた状態で瞑想すると過剰なエネルギーが放出されて、バランスが取れた状態で瞑想が出来るわけだ。
瞑想中の半眼 まとめ
ということで…
- 瞑想中に眠気が強くて寝てしまう
- 目を閉じて瞑想すると落ち着かない
- 思考が止まらない
などの場合は半眼を試してみるのもいいかも知れない。