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自分のミッション(使命・天職)を知る方法 コンスタンティンのラストの意味

前回は悟りの勘違いという話だった。

この話のように勘違いというか思い違いをしているケースは結構ある。

前回のお話

悟りの勘違いとラグビーと人生  そのままでいいと思っていると神様に怒られる?

というのも、霊性の分野とこの現実世界では法則が逆になっているケースが多々あるからだ。

自分のミッション(使命や天職)の見つけ方

例えばこんなことがあった。

先週もインド占星術の鑑定を八王子で行ったのだがそこで出た話。

どうしたら自分のミッションというか、適切な方向性を見出せるかという話になった。

やっぱり人それぞれ個性があって、この世界に生まれ出た意味というかテーマがあるとされる。

でだ、普通はなかなかこれがわかりずらい。

なぜなら、わかったら半分達成というか後は取り組んでいくだけだから、本当の意味でそれが腑に落ちるというのは結構なアドバンテージではある。

エゴが見えなくする

なぜ普通はなかなかわからないのか?

それはエゴがあるから。

エゴの特性としは色々あるが、ザックリとした共通的としては…

  • とにかく得をしたい
  • 損をしたくない
  • 楽をしたい
  • 苦しい思いをしたく無い

というのが根底にある。

その更に根底には…

「死にたくない、生き残りたい」

という絶対的な本能がある。

エゴは別にあっていい

まあ、生物として考えればこれは別に完全な悪とされることでは無い。

こういったエゴ的な本能や思考がなければ、この身体を維持するのは困難だからだ。

だから、動物的レベルの本能として私達にDNAレベルで刻みこまれているから、これはこれで別にいいっちゃあいいわけだ。

霊性としてみると逆になる

ただし、ここがユニークなところでこの物質世界というか生物としては本能は必要というかある意味善であり、肯定すべきものではあるが霊性としては逆になる。

つまり、あまりにもこのエゴ的な要素が高いと意識としての進化は望めないという話になってくる。

なぜなら、このエゴの欲求や思考によって洞察力が低下したり、先が見えなくなってしまうからだ。

心理学的な用語で言えば、プロスペクト理論とか小難しい話になってくる。

要はどういったことかというと、このエゴの特性はストレスやプレッシャーがかかると更に見方が歪んだり感情的に不安定になって現実的な行動が取れなくなってしまうということだ。

楽天リーベイツでお得に

例えば、偉そうに私も色々と言っているが、昨日メールをみたら…

「楽天リーベイツでマウスコンピュータが24日は15%オフ」

とか観てしまうと、必要ないのに思わず…

「そっか、どれどれ」

と得をしたい、損をしたくないという本能が働いて観てしまうみたいなイメージ。

死を意識して生きる

この辺のブレブレの意識が私達の本来の使命とかテーマを見えなくしている。

では、どうしたらいいのだろうか?

その答えとしては…

「死を想定して生きる」

という話になってくる。

なんだか昔の武士道みたいな話になってくるが、この辺は本当のスピリチュアルだと古今東西同じような話になってくる。

例えばカルロス・カスタネダも死を意識して生きていく重要性を話していたらしいし、諺で言えば…

「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」

という言葉もあるように、一旦、エゴ的な執着を手放さないと助かるものも助からなかくなってしまうみたいなケースは結構多い。

コンスタンティンと死のワーク

映画で言えばキアヌ・リーブス主演でコンスタンティンというのがあったが、あれだって最後にジョン(キアヌ)が自分を犠牲にすることによって、その献身が認められて救われるみたいな流れだった。

まあ、映画の話になると脱線するのでここでは省くが、自分の欲を捨てた時に逆説的に叶ってしまうということはあるわけだ。

具体的なワークとしては色々あるが、自分の死をリアルにイメージするというもの。

その時に…

「楽天ポイントが沢山つくから○○を買って得をしよう」

みたいなマーヤは無くなるし、とにかくこの世界に溢れている不要な情報や今まで抱えていた余分な思考や力みが落ちてくるはず。

本来の霊性が浮上

まあ、この辺は急には出来ないかもしれないが、その死を意識することによって逆説的に自分が持っている本来の霊性が浮上してくるという話になってくる。

「リアルさん、死を意識するなんて大袈裟じゃないですか?」

と思うかもしれない。

ただ、これを読んでいるあなたは何歳か知らないが、私のように50歳半ばを超えてくると死というものはだんだん身近になってくる。

10代や20代の頃に感じなかったあれやこれやを感じるわけだ。

例えばニュースなんかをみていてもわかるが、有名人なども結構60前後で寿命が尽きてしまうケースを目にする。

まあ、私も今後の科学的な発展を想定して100歳以上生きる未来もあるかと思うが、その一方でなんだか充分生きた気もする。

これは私だけでなく、多くの人は40歳後半や50代になると自分の人生を振り返ったり死を今まで以上に感じたりするケースは多い。

そのように死を意識すると逆説的に…

「では今後、どう生きたらいいのだろうか?」

という問いが出てくるという構造になっている。

その答えは生まれ持った星でアドバイスも出来るが、それがなくても自分で静かに考えれば段々とわかってくることが多いとも言える。

このように、この世界と霊性の世界とは逆の法則が成り立つケースがある。

もう一つ挙げるとすると…

続く。