良く質問されるのだが・・・
「瞑想で一番大事なことはなんですか?」
とか
「もっと深く入りたいんですけれど、どうしたらいいんすか?」
と聞かれることがある。
これは質問が抽象的なので、その人のレベルによって答えは全く変わってくる。
その時はある程度、瞑想の実践をした人だったので答えが本質的なものになった。
それは・・・・
「どれだけ真っ直ぐに神と向き合えるか」
という答え。
「なんだよ、リアルさんはいきなりキリスト教の神父みたいな事言い出すな?」
と思ったのでは無いだろうか?
しかし、ここの部分はとても重要になってくる。
神という言葉を使ったが、仏教的な瞑想をしているならブッダでも仏教的な神々でもいいし、宇宙意識でも呼び方はとりあえずなんでもいい。
とにかく・・・・
「自分自身を超えた偉大なもっと別の何か」
の存在を仮にでもいいから肯定してみて、それに対して心を真っ直ぐに向けるというのが非常に大事になってくる。
これが有るのと無いのとでは天と地ほど違う。
それは瞑想の状態においてもそうだし、この世界でのすごし方も全く違ってくる。
今、「神」という言葉を使ったが、私たち人間には完全に把握できるものではなく、名前を付けた途端、その名前に限定されてしまう。
だから、私のプログラムでは
「it」
つまり・・・
「それ」
という存在を指し示す言葉として表すにとどめている。
とにかく・・・・
・いくら集中力が高くて瞑想状態がいい感じになっても
・知能指数が高くて頭が良くても
・文献を沢山読んで理解しても
・聖地やパワースポットに行っても
この要素が欠けていると壁は破れない。
逆に言えば、この一点。
「それ」
に向かって素直に心を開けて
信頼することが出来れば、瞑想であれこの世的なことであれ、大体ことは決着がつく。
私も以前はここの部分がわからなかった。
瞑想もテクニカルなこと熱心に習得すれば、納得がいく境地に行けると思っていた。
しかし、違っていた。
その事についてはKindle本にも書いた。
それを「it」というプログラムにまとめた。
この辺の話をすると長くなるので、今日はそこまで突っ込んだ話はしないが、とにかく少しでも興味がある場合は絶対に入った方がいい。
ただ、注意点もある。
it
それ
神
宇宙意識
マザー意識
呼び方は今はなんでもいい。
それは打算的な気持ちや、自分のエゴ的なものだけで欲しがっても思ったようには答えてくれない。
こちら側がどれだけ純粋か?
どれだけ理解しているか?
ということが試される。
逆に言えば、私達の準備が整った時
思いもよらない形で答えてくれる