今日はハートの話を取り上げてみる。
ハートというのは、ヨガで言うと、この心臓チャクラに相当する部分の話である。
先日セミナーを開催して、RV講座(遠隔視力)の講座を開催した。
その時に、RV(遠隔視力)で最も大事なこととして、「ハートを開く」ということを解説した。
なぜハートが大事かというと、これは古今東西いろんな人が言っているが、私たち人間のシステムにおいて、どうやらこのハートのポイントが非常に重要だということが言える。
ちなみにハートの他には、有名なのは丹田であったり、眉間のポイントであったりするが、特にこのハート(胸・心臓)のあたりのポイントが大事だという話になってくる。
逆に言えば、このハートさえいい感じで開いていくと、私たちにもともと備わっている能力が飛躍的に伸びるという性質がある。
今は瞑想やスピリチュアル的な分野の話をしているが、このハートの重要性というのはどの分野においても言えることである。
例えばうろ覚えで申し訳ないが、以前テレビを観ていたときに、マイケル・ジャクソンの世界的なものまねをするケント・モリ(Kento Mori)という日本人の方がインタビューに応じていた。
確かマドンナのバックダンサーも勤めたという経歴の持ち主で、マイケル・ジャクソンのダンスのものまねにおいては、世界一と言われているらしい。
その方のインタビューで「なぜあなたはこれほどまでにダンスが上手くなったのですか」という質問に対して、「マイケルに対する愛が誰にも負けないほどあったからです」というような回答をしていた。
このようにダンスなどの芸術的なものやスポーツ、仕事などにおいても、いかにそれに対する愛があるかという話になってくるケースが多い。
今回のRVについては、このハートが開いてくると能力的にも拡張してくるという話になってくる。
能力的というのは文字通り遠隔視力能力である。
ちなみに、ハートが開くということであるが、私たちは多かれ少なかれ既にハートは開いている。
ただどの程度開いているかが問題で、動画で解説したように、いくつかのパラメーターというか基準値が考えられる。
どのような基準かというと「涙が出るほど」という感じになる。
胸のポイントに意識を移動して、感覚を鋭敏にしたり、祈ったり瞑想状態に入ると、誰しも心が落ち着いたり、気持ちが平和になったり、愛情を感じるモードになったりするが、これもある程度はハートのポイントが開いていると言える。
しかし、やはり涙が出るほどの感じにならないと、ある一定以上ハートが開いたとは言えない。
ちなみにこの涙が出る時間であるが、短ければ何十分か、長ければ数日間とか数週間、理由もなく涙が出てくる。
この理由もなくというのがポイントである。特に悲しいこととか嬉しいことがあるわけではないが、ただただある種の喜びの涙が出てくる。
またそうなると必然的に今までの性格が若干変化してくる。
つまりキャラが変わってくるわけだ。またこの感謝というか、涙の対象として、何か特定の人物に対してというケースもあるが、多くの場合対象がない。
対象がないというのは、通常涙が出る場合は何らかの理由があって涙が出るからだ。
例えば、感動する映画を見たり、何か現実生活で出来事があったりする。
しかしながら、こういった瞑想や、スピリチュアル的なことをやっている場合は「神」に対して感謝の念や涙が溢れてくるのは止まらなくなったり、自分が存在していることだけで、こういった涙が出てくるケースもある。
また、この涙が出るほどの状態はしばらくすると沈静化していって、元に戻るが、大体の場合は完全には元に戻らない。
折に触れてハートが開く状態に再びなったりする。