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なぜ精神世界に興味を持ったのですか? 幽体離脱の体験談

今回も動画の内容を補足していきたいと思う。

たまに聞かれるが…

「リアルさんはどうしてスピリチュアルは瞑想に興味を持ったのですか?」

と聞かれることがある。

この辺の話はブログやKindle本に書いたことがあるが、簡単に紹介しておこう。

幽体離脱

私が瞑想や精神世界に興味を持ったのは中学生の時であった。

確か12歳の時だと思ったが、幽体離脱、つまり意識が体から離れると言う現象が起こり始めた。

この体験は夢の体験と違ってものすごくリアルな体感を伴う。

1番最初に起こった事は今でも覚えてる。

夜中に目が覚めて喉が渇いていたので台所に水を飲みに行こうと思った。

布団から起き上がった時に若干視覚的に物の見え方がおかしいと思ったが、廊下を歩いていて台所に向かった。

その時である。

いきなり体が後ろのほうに引っ張られて気がついたらまた布団の中にいた。

「あれおかしいなぁ?」

「今廊下を歩いてたんだけど、なんでまた布団の中にいるんだ、夢でも見たのかな?」

この体験をきっかけとして、それ以降多い時は週に何度も意識が体から抜け出して行った。

あるときは中を飛んだり、またある時は見知らぬ1階に行ったり。

またある時は様々な人物や存在とあったり。

最初は夢の一種かと思ったが、いろいろ離脱中に実験した結果、何らかの現象が起きていると推測するようになった。

この世界は仮のもの?

このようなことが起きていると・・・・

「今自覚しているこの世界以外に違う世界があるのではないだろうか?」

「だとしたら、どのように今を過ごしていったらいいんだろうか?」

と言うようなことを考えている変わった中学生だった。

詳しくは動画でお話しているが、とにかく最初はこんな感じだった。

 

 

当時(今から40年以上前)は当然ながらyoutubeもなく、本も大きな書店に言っても所謂「スピリチュアル・コーナー」なるものはなかった。

宗教というカテゴリーの本棚はあったが、阿含の桐山氏とかヨガの本山氏とか、あとはヨガなどの本程度。

だから、自分に起きた体験を調べようにも文献が見当たらなかった。

ただ、近いものは見つけた。

臨死体験と体外離脱の共通点

臨死体験の事例である。

例えば・・・・

・キーンと音がする

・幾何学模様やレーザー状の光が見える

・トンネルの中を高速で移動する

・ほとんど肉体の体と変わらない体を向こうでも持っている

などは自分に起きた体験と一緒なので・・・

「もしかして臨死体験と似ているのか?」

とも思った。

しばらくすると、体外離脱で有名なモンロー博士の本が出始めたのでそれを読んでみると、ほぼほぼ体験が一緒だった。

このような幽体離脱(対外離脱)の体験が精神世界に目覚めるきっかけだった。

ちなみに、この体験をして感じた効果というかメリットがある。

幽体離脱のメリット

それは・・・・

「死に対しての恐怖がほぼ無くなった」

という事である。

よくわからないが、通常、世間一般ではこの死に対する恐怖が一番の脅威と思われている節がある。

死とそれに付随する恐怖。

例えば老齢だったり、体の不調だったり。

あとは大地震だったり、食糧危機だったり。

そういった恐怖って色々あると思うが、元をただせばこの肉体が滅んで死んでしまう恐怖が根底にある。

そういった恐怖がかなり薄くなった。

もちろん、ほぼ無くなったとはいえ若干はある。

馴染んだこの世界や人々と別れるのは辛いだろう。

しかし、その先に別の世界があって、どちらかと言えばそっちの方が故郷だという感覚になると、一般的に言われる死の恐怖というものがほぼほぼ無くなる。

これは臨死体験して生還した人は人生観が変わったり、キャラが変わったりする例が多いが、まあ、それはそうなるだろう。

今までこの世界だけが本当の世界だと思っていたものが、実は仮のものだったというのが本や誰かの話を聞いて知ったのではなく、自分の体で体感すると人によってはかなりのインパクトになる。

ショックで色々なことが変わるだろう。

あの世(霊界)も一種の幻覚

もっとも、覚醒という意味で言えばこの世界以外の世界、例えば霊界的なものも一種のマーヤ、幻覚や錯覚と言えなくもない。

よく、臨死体験の研究家が死後の世界やあの世の存在こそが真理だと主張する。

私も30代の時に臨死体験の研究家に聞かれた。

あの世、つまり人が死んだら行く世界(霊界)についてどう思うかと。

それに対して・・・

「今、私達の住んでいるこの物質世界が幻であるとすると、霊界も同じですよね? 確かに真理という視点で言えば霊界はこの世界よりも真実に近いとも言えると思いますが。。」

と答えた。

この辺の話は長くなるので今日は端折るが、とにかく精神世界や瞑想に興味を持ったのはこういった経緯だったというお話。