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ザ・ゲームチェンジャーズ 野菜で強靭になる人々とアーノルド・シュワルツネガー 

前回は瞑想する時に「◯◯は辞めた方がいい」というものを取り上げていった。

戒律的な話もあるが、食べ物の話も取り上げた。

 

抜粋

あなたが瞑想を習おうとして行った先の先生がヴィーガンだったら…

 

「肉を食べると動物が殺される時の波動を吸収してしまうので野菜にしなさい」

 

みたいな話になってヴィーガンになる傾向がある。

 

逆に習いに行った先が雑食の先生だったら

 

「人間は本来、体は動物なんだから肉も食うんだよ」

 

と言われ、なんだ、別に食べてもいいのかと肉を食べ続けたりする。

 

だから、この辺はあなたのカルマや縁とか体質とか色々な要素が絡んでくるので、一概にどれがいいとも言えない。

 

瞑想と戒律と肉と酒 瞑想する時は何を食べたらいいのか?

今日はその続きで食べ物の話。

この辺は本当に個人差が大きいというか、極端に分かれたりもする。

 

映画 「ザ・ゲームチェンジャーズ」

 

瞑想やスピリチュアル的にどうなんだろうという前に、一般的にも菜食の流れが来ている感じがする。

例えば2年程前に『The Game Changers(ザ・ゲームチェンジャーズ)』というドキュメントを観た。

Netflixで現在も観れるが、肉食からのタンパク質を重視している人にとっては結構衝撃だろう。

元総合格闘技家のジェームス・ウィルクスという人がナレーターで自身の膝の怪我から回復する過程で菜食を研究していく。

ここでは歴史家から科学者からトップアスリートが勢揃いして…

「菜食の方がいいですよ」

という話をデータを元に展開していく。

 

肉を食べないアーノルド・シュワルツネガー

 

有名なところではアーノルド・シュワルツネガーが出演していて、現役の頃は肉を食べていたらしいが、現在は99%ヴィーガンだという。

「肉を食べるなんて単なるマーケティングだよ」

と断言している。

シュワルツネガーだけでなく、現役のボディービルダーからトップレベルのアメフト選手や自転車競技の金メダリスト。

また、ストロングマンという力自慢の競技のチャンピョンのPatrik Baboumianという人参をくわえているトップ画像の熊みたいな人まで菜食のアスリートが勢揃いして…

「菜食にしたら記録が伸びた」

「体がデカくなった」

「楽々ダイエット出来る」

「故障しなくなった」

「疲れなくなった」

「健康になった」

とインタビューに答えていく。

それにプラスして医者が血液検査したり、様々なテストをして裏付けをしていく。

元総合格闘技家のジェームス・ウィルクスも菜食に切り替えてバトルロープ太い縄を手に持って振り回すダブルウェーブという運動でどれくらい変化したかをテスト。

通常、あれはダブルウェーブは10分出来たらグッドで、稀に20分出来る人がいるらしい。

ジェームスの記録は体調がいい時で8分。

それがベジタリアンになってから10分は楽勝で、なんと1時間以上出来るようになった映像があった。

 

心臓発作で死ぬ消防士

 

また、アスリートでなく消防士も登場して菜食プログラムを7日間の期間限定で実施。

なんでも、消防士で一番多い死亡原因が仕事中の火事とかではなく心臓発作だという。

だから、血管の状態やコレステロールの値を気にしているのだがジムに通って食事制限しても年々コレステロール値が上がっている人達が、7日間ベジにしただけで体重や血圧もコレステロール値も下がっていった。

下がる人だとコレステロール値が276だったのが7日後には169まで下がっていた。

ちなみに、血液検査をやっている人はわかると思うがコレステロール(総コレステロール)は220mg/dl未満が適正値。

240を超えるようだと高コレステロール血症といい脳梗塞や心筋梗塞などの動脈硬化性疾患をまねく原因となる。

例えば…

  • 脳梗塞
  • 脳出血
  • 心筋梗塞
  • 狭心症
  • 大動脈瘤
  • 閉塞性動脈硬化症

になりやすくなる。

だから、7日間菜食にするだけで100以上コレステロール値が下がってリスクを回避出来るなら、物凄くラッキーだといえる。

やっぱり若いうちはいいが、40歳以降になってくると食事に気を使ったり運動していても数字が悪くなる事があるが、菜食にするだけでクリア出来るなら結構いいかもしれない。

ちなみに、この映画で菜食にするといってもかなり美味そうな食事ばっかりが出てくる。

タコスとかハンバーグとか出てきて…

「旨い、旨い、これ本当に肉を使ってないの?」

と言いながら食べている。

 

ヴィーガンの種類

 

ちなみにヴィーガンと言っても色々な種類がある。

ヴィーガン
完全菜食やピュア・ベジタリアンで卵・乳製品・ハチミツ・肉・魚など動物性は食べない

オボ・ベジタリアン
卵は食べる

ラクト・ベジタリアン
乳製品は食べる

ラクト・オボ・ベジタリアン
卵とチーズや牛乳などの乳製品は食べる

オリエンタル・ベジ
ニンニク、タマネギ、ネギ、ニラ、ラッキョウなどの五葷(ごくん)は食べない

ペスキタリアン
魚介類は食べる。ペスコ・ベジタリアンとも言うが正確にはベジタリアンには含まれない。

 

などなど、完全に動物性由来のものを食べないヴィーガンから、比較的ゆるいものまで結構幅がある。

ちなみに、私の場合はどうなのかというと現在はカルマ解消期間中なのでほぼヴィーガン。

浄化期間中ということで波動を調整しているので、カテゴリでいうとオリエンタル・ベジになるかな。

肉、魚、卵は食べない。

野菜でも五葷であるニンニクとネギ系は食べない。

あと、砂糖とかも基本的にはカット。

ただ、完全にヴィーガンだとちょと厳しいので出汁とかタレは動物性も勘弁してもらっている。

あと、どうしても回避出来ない場合。

例えば会食で肉は食べないが、寿司などの場合はその日だけ頂くようにしている。

だから、厳密に言えばヴィーガンとは言えないが、まあ、あまり無理せずにという事で。

ヴィーガン  VS  パレオ

 

私の話はとりあえず置いて、世界的な風潮では肉を食べない時代がやってくる確率が濃厚だと言われている。

まあ、今回の『The Game Changers(ザ・ゲームチェンジャーズ)』の映画も違う見方をすれば、菜食を支持する人によって作られたもので…

「肉食こそが人間に適している」

というパレオ食を支持したり好んだりする人もいるから、そういう人たちで映画を作れば真逆の話になる可能性はある。

ただ、可能性としてはおそらく、今の子供たちが大人になる頃やそのまた子供たちが成長する時代には全然肉が無いとは言わないが、今のような状態で食べたり流通していない可能性が大きい。

という事で、次に瞑想する際には実際に肉食がいいのか菜食がいいのかを取りあえげてみよう。

私は肉食(パレオに近い食事)とほぼヴィーガンを両方経験しているが、瞑想に関して言えば…

続く。