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マントラ瞑想と映画「きっとうまくいく」と泉

マントラ瞑想について

マントラ瞑想についてご質問を頂いたので、今日はそれについて。

「家事の時や車の運転中に唱えてもいいでしょうか?」

というご質問。

回答

「マントラの種類による」

となります。

つまり・・・

A 家事や車の運転中に唱えてもいいマントラ

B 座って瞑想する時に唱えるマントラ

それぞれ違うという話になってくる。

例えばBの座って唱えるマントラは代表的なもので言えばTM瞑想のように・・・

「瞑想中にこのマントラを唱えてください」

と指定されているもの。

TM瞑想だけでなく、これ系の瞑想を習った場合は座って目を閉じて唱える。

一方、Aの日常生活中に唱えて良いマントラはそれ以外のマントラ。

つまり、瞑想中に唱えてくださいと特に指定されていないマントラ。

というのが回答になってくる。

それぞれ用途が違うわけだ。

ただし、例外もある。

例えば日常生活中に唱えるマントラ。

あまりにも集中力が高すぎて、マントラを唱えると忘我状態になってしまう場合。

そういう場合は危険なので運転中などは特に唱えない方がいい。

もっとも、なかなか普通はそこまで集中力が高まったり、高いレベルで波動が合ったりはしないので気にする必要もないが。

ただ、日常生活中にマントラを唱える事で何らかの支障が出るようなら、例えばミスが多くなるとか、効率が落ちるなどがあるのだったら唱えない方がいいとは思う。

なんだか、平凡な回答になってしまったが以上のような感じ。

ちなみに・・・

「なぜマントラを唱えると良いか?」

という話を少しだけ。

よくある例えとしては、私たちの心というのは泉のようなものだとされている。

その泉に・・・

「何を投げ込むのか?」

という話になってくる。

普通、私達人間はどちらかというとネガティブなことを考えてしまう性質がある。

インドの映画で「きっとうまくいく」というのがある。

インドの国民的俳優であるアーミル・カーン主演の映画。

ちなみにこの俳優の映画はPKとかダンガルも観たが名作揃い。

この映画のメッセージとしては・・・

「人はネガティブに考えがちなので、きっとうまくいくといつも思うぐらいがちょうど良くなる」

というようなニュアンスがある。

放っておくとネガティブに考えてしまうとうのは今も昔も万国共通らしい。

これは生物的に危険予知した方が生存率が高まる為と思われるが、人間、特に現代人はこの部分が過剰に働いたり、異常な回路で発火したりしがち。

このように・・・

「きっとうまくいく」

というのもある意味マントラと言える。

この言葉を日常的に思ったり言葉として発するという事は、心の泉に良い言葉を入れているわけだ。

そうすると、泉に金や宝石を入れていくのに相当する。

しばらくすると、泉はキラキラと輝き出す。

一方で泉に汚れたもの。

例えば・・・・・

「きっとダメだ」

「私なんかどうせ」

「絶対に許さない」

とか自己嫌悪や怒りを泉に投げ込んでいると、泉に汚物や死骸を投げ込むに等しい。

そうなるとやがて泉は濁った沼となる。

このようなシステム。

なので、通常マントラは伝統的な修行では・・・

・神聖な言葉

・神や神々の名前

などの宝石や金に相当する言葉だったりする。

結果、泉がキラキラになる。

これが基本的に座って唱えものにしろ、日常的に唱えるマントラにしろ共通する考え方。

だから、シンプルと言えばシンプルだが決してレベルが低いわけでは無い。