前回は私達の住んでいる世界は魅惑が多すぎるサタン都市という話だった。
前回のお話
サタンの都に生まれてとキューピットの相棒
仏教でもキリスト教でも僧侶や聖職者などはそれから逃れる為に多くの戒律などを作り、一種の隔離された世界に身をおいて修行している。
であるから、俗世間に住む私達にはスピリチュアル的な向上はある意味絶望的な状況だとも言える。
神の化身
しかし、本当のところは道がある。
以前、神の化身のお話をした。
悟りの見分け方3 幸せの正体とアバター 神の化身とは
神の化身とはヒマラヤ聖者やサイババなどをイメージする人も多いと思う。
- 生まれながらに悟っていて
- 修行もせずに聖なる意識状態が実現されていて
- 数々の奇跡的な力を具現化している
いったら神の化身とは神がそのまま人の姿になったような聖者のことだ。
実は神の化身という言い方をするならば、あなたも実は神の化身である。
神の現れとしてこの世界に存在する唯一無二の存在だ。
その自覚が無くて潜在的に保有している智慧や力がまだ表面化していなくても、私達一人一人は神の化身とも言える。
まずはそのことを意識するだけでも違う。
不死なる意識として
もしかしたら、今は希望も光もないかもしれない。
- 悩み事があったり
- 借金があったり
- 病気だったり
- 老齢で自由に動けなかったり
- 寿命の時が迫っていたり
している場合だってあるだろう。
しかし、意識という不死の観点からみればそれらは仮のもので長い輪廻や不死の意識の観点からみれば本質的には挽回不能な過ちや障害など無い。
確かに構造的に魔的なものや様々な障害はあるが、怖れることなく進むことだ。
では、その自分自身が神であるという自覚や認識はどうしたら感じられるようになるだろうか?
そう思うことが重要
まずは希望的観測でもいいので…
「私は神の一部である」
と思うことが大事。
これはかなり重要。
なぜなら、私たちは自分がそう思うことによって実際にそうなる側面があるからだ。
多面体の意識
例えばあなたは自治会の役員になっていて、地域の会合に出るときは…
「◯◯区の人」
のような意識設定になっていて、その側面が表面化している。
あるいは学校のPTAの会合にでている時は…
「◯◯学校の◯◯のお母さん」
みたいな意識が表面化している。
休日に買い物に出かけて、外国の人を見たりすると…
「日本人である自分」
というのが意識される。
会社に出かけて、会社では課長でも家に帰って子供と話をする時は…
「お父さん」
としての意識が活性化する。
あなたが身を置く環境や接する人によって…
- 自治会員なのか
- PTAの役員なのか
- 日本人なのか
- 課長なのか
- お父さんなのか
このように意識としては多面的な実態を持つ意識ではあるが、どれが活性化するかは身を置く環境や人によって変化してくる。
どれに同期させるのか?
それと共に自分自身の自覚というのも重要なファクターとなってくる。
その自覚をどの要素と同期させるのか?
お勧めとしては最も高いもの。
そう、神の現れとしての自分に意識をフォーカスすると、その側面や性質が活性化してくる。
いったら、その代表格が瞑想や祈りなわけだが、自分自身がなんなのかという意識の設定が一番大事だという話になってくる。
こういった前提があれば魔的なものは無闇に怖れることはない。
次にでは具体的にどのように魔にやられてしまうのかというのを見ていこう。
続く…