前回は直感やヴィジョンを日常生活で使うにはという話だった。
また、その注意点などもシェアした。
前回の話 直感とヴィジョンと瞑想…
今回は普通の人でも出来るRV(リモートビューイング)を少し紹介しよう。
見える?
これに気づいたのは霊能者やサイキックと言われている人と接している時だった。
よく霊能者が…
「見える」
という言葉を使うと思う。
- 前世が見える
- 守護霊が見える
- 未来が見える
など。
この見えるという言葉を聞くと…
「目の前にあるパソコンやスマホや部屋が見える」
という風に聞こえるというか思える。
- 目の前の現実のように
- テレビやネットの動画のように
- カラーの画像のように
見えると思っている。
ここがややこしいとろで、実はそういう事でも無い。
そんなにハッキリと見えなくてもいい。
RVで使うような「見える」という時。
いわゆる瞑想してチャクラを見るような高い集中力は必要ではない。
瞑想してチャクラ、光、ニミッタと言われる光が出てきたり、ヴィジョンが見えたりする事がある。
その際は3Dレーザーアートのように光っていて実際に手で触れるんじゃないかという実態感があるが、RV(遠隔透視)で言われている「見える」というのはそんなハッキリ見えなくていい。
もっとボンヤリでいい。
白黒でもいい。
ドラえもんを見る
もっと具体的にいうとどういう事だろうか?
これはitの講座やたまに開催するRVセミナーでもやっているが…
「印象」
というものに近い。
例えば…
「ドラえもん」
という言葉を聞いたら、あなたの中でドラえもんの印象が浮かぶはず
丸いフォルムで
白と青で
みたいな像が何となくボンヤリとでもイメージで浮かぶと思う。
その程度でいいわけだ。
霊能者の多くやRVを使う人の多くはこの程度の映像化でやっている。
最初はそれに気が付かなかった。
霊能者やサイキックと言われている人は生まれながらに特殊で、私たちには見えないものを見ているという先入観が邪魔をしていたわけだ。
もちろん、そういう一面はある。
透視能力はアナログ
しかし、このRVというものはそんなデジタルのようなゼロイチの性質のものではない。
もっとアナログでグラデーション的なものだ、
イメージとしては1から100まで想定して欲しい。
テレビに出るようなFBI超能力捜査官の正解率が90だ。
彼らはもともとそういった事が得意だし、膨大な専門的な訓練も積んでいる。
だから、極めて正解率も高い。
しかし、一般の何もしない人でも5〜10ぐらいはあり、時として80くらいの正解率を叩き出す事がある。
ここまでの話を聞いて…
「いやいや、そんなのただ思い浮かべてた脳内イメージであって、透視とは言わないわ」
と思うかもしれない。
確かに脳内イメージともいえるが、実はそれだけではない。
脳内映像
そもそもの話。
私たちが体験している見るという行為は実は脳の中で合成されてた信号である。
実際に目の前に見えている風景はリアルかと言われればリアルなのだが、それはあくまで人間仕様なだけ。
例えば犬があなたと同じ風景を見れば違った世界が映し出されている。
青と黄色は見えるらしいが、あとは匂いを中心とした世界。
これが虫になるともっと顕著だ。
人は「可視光線」を見ている。
しかし蝶は「紫外線」を見ることが出来て、人間には見えていない色で花の蜜や花粉の場所などを判断することが出来る。
つまり、全く違う景色を見ているわけだ。
だから、脳内イメージという話になったら、そもそも全部脳内で構成された虚構という話になってしまう。
もっというと睡眠時で夢を見ている時の体験もこの脳の信号という意味では現実と同質ではある。
また、これはある程度、瞑想体験が進んでくるとわかるが、実は私たちの意識は身体を超えている。
周囲の情報を自然に拾っている
別の言い方をすると…
「自分の考えだと思っていても周囲から拾っている」
ということが言える。
例えばあなたが鼻歌を歌っている時、家族や友人が同じような鼻歌を歌っている時とかなかったかな?
電話がかかってきた時…
「あっ◯◯さんだ」
と予感がしたり、悪い知らせだと思ったらその通りだったり。
これは感情などでもそうだ。
部屋にイライラした人がいると、理由もなくこっちまでイライラしたりプレッシャーを感じたり。
犬が楽しそうに散歩していると、その楽しさが移ってこっちまで楽しくなってきたり。
このように思った以上に自分という意識は他の意識と混ざり合っている。
私がこの事に気づいたのはヴィパッサナー瞑想で意識が拡大した時だった。
正確にいうと拡大したのではなく…
「既に拡がっていた」
のに気づいたのだが。
ある日、車を運転していた。
十字路で道を右折しようと車が途切れるのを待っていた。
その時、奇妙な事に急にイライラしてきた。
「あれ?おかしいな?別にイライラしてなかったのに」
と思って前を見ると対向車線の車も右折しようと止まっていて、見るとイライラした表情。
「あ〜 もしかして、あれを拾ってしまっているのかな」
という感じで始まった。
このように思考にしろ感情にしろ私達は気づいているかどうかはともかく、想像以上に体を超えて共有しあっているというのが実際にある。
そういう情報をRVの時に拾って見えたり、ダウジングの時に反応するわけだ。
実はこういった技術は体系的にまとめられている。
例えばブルースモーエンの方法がそうだ。
具体的には…
続く