前回はスランプになったという話だった。
抜粋
しかし、何かが足りなかった。
瞑想状態が深まり、頻繁に至福意識を体験しても。
自己の枠が崩れて拡張して認識が変わっても。
あいかわらずダメな自分がいるわけだ。
嫌な事を言われば腹も立つし。
様々な料金の支払いはしていかなくてはならない。
「何が足りなのだろうか?」
「やはりこの世俗とは縁を切って出家でもしないと無理なのか?」
などとため息をつく日々。
今日はその続きから。
結論からいえば、このようなスランプから脱出することが出来た。
自分だけ
この辺の解説は非常に難しいものがある。
なぜなら、読む人の主観や経験則などによってかなり左右されるからだ。
だから、一律に「◯◯が●●で」というような解説は出来ないし、体験談をシェアしてもピンとこない場合は多い。
とは言え、ざっくりと言ってしまえば、今までは自分が何とかしようとしていた。
自分の瞑想状態を深めて
自分の理解・認識を深めて
自分が計画して
自分の行動を…
自分のエネルギーを
自分が
自分が…
というベクトルだった。
もちろん、これはこれで間違いでは無い。
ただ、これでは限界がある。
もちろん、深い瞑想や認識が転換するような体験によって、一時的にはこの「自分」という枠組みが変化するのだが、それでも「変化した自分」というベクトルには変わりは無い。
では、何が必要だったのか?
神社でパンパン
一般的な言い方をすると「神」という言葉になる。
ただ、この神という言葉はある意味手垢がついているというか、聞く人によって捉え方がかなり違う。
一般的な日本人の私達だと神と聞いて…
「ああ、神社に行ったときにパンパンって手を叩いてお参りするアレね」
ぐらいの場合が大半なのではないだろうか?
また…
「神?何言ってんの、そんなのいないよ」
というリアリストの人も多いかもしれない。
神という言葉や定義だと若干難しいので…
「死後の世界を信じているか」
というテーマで話を進めていこう。
死後の世界を信じる国ランキング
死後の世界が存在する=神の存在
という完全なイコールの関係ではないが、多くの場合死後の存在を信じている場合は神、もしくはそれに類する高次の存在(神々・デーヴァ・天使・仏)も想定しているケースが多いからだ。
死後の世界を信じているかランキングというものがある。
やはりイスラム圏やエジブトの人々は9割以上が死後の世界は存在すると信じている。
エジプトといえばピラミッドやミイラだが、その流れが祖先にも受け継がれているようだ。
日本人は32.2%で調査対象国の中では下から2番目の低水準。
ただ、「信じない人」は34.7%「わからない」と答えている人が32.6%に。
意外というか、あの合理的なアメリカ人でさえ68.2%が信じている。
これはキリスト教の影響が大きいのだろう。
Yahooニュース 死後の世界を信じているランキング
https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20210215-00221877
ここで、私は少し危惧している事がある。
もちろん、何を信じるか信じないかはその人の自由だ。
ただ、あまりに唯物主義というか虚無主義的な考え方だと、どうなんだろうと思う。
困ったら◯ねばいい
例えば、発言力があるホリエモンなどは無神論者だし、最近話題の成田悠輔さん。
あの変なメガネをかけてYouTubeにもよく取り上げられている。
成田さんは東大を主席で卒業してイエール大学の助教授をつとめているエリート。
彼の発言は少ししか聞いていないがユニークで面白い。
ただ、気になるところがあり…
「困ったら死ねばいい」
と言っているところ。
これはお金が無くなったらどうしたらいいかの対談をしている時に出てきた言葉だが、この言葉はちょと問題である。
なぜなら、どれほど知能レベルが高くて博識でも、基本的なベクトルが違ってくるととんでも無いことになる。
私もこういう仕事をしているので「◯にたい」という相談もたまにある。
続く…