前回までの話では…
抜粋
瞑想やスピリチュアルなワークではこのプラーナが補給される。
また、18歳前後でエーテル体のピークは自然の状態では確かにすぎていくが…
アストラル体
メンタル体
の発達はまだまだ続いていく。
であるから、本来の人間のポテンシャルとしては晩年になる程エネルギー体も充実していくというのは充分可能な話ではある。
というところまでだった。
今日はその続きから。
前回の記事を読んで、もしかしたらあなたは思い当たる節があったかもしない。
エーテル体の感じ方と人生のピークは…
走り回る子供達
18歳前後やそれ以前の子供の頃というのは、プラーナが豊富だ。
例えば休みの日など分かり易い。
行楽地などで大人はグッタリしているのに、子供達はキャッキャ叫びながら走り回っている。
また、体力の根源であるプラーナが豊富というのに加えて、若いとレンズが曇っていない。
レンズが曇っていないというのは、何事も初めての体験や経験が多いので新鮮だということ。
- 見るもの
- 聞くもの
- 行く場所
- 様々な経験
全てが初めてで新鮮だったりする。
これがある程度大人になってくると違ってくる。
大体のことは経験済みだし、遊びに行くにしろ子供や20代の頃ほどワクワクしない。
慣れてしまったからだ。
また、この慣れに加えて「疲れ」も溜まっている。
健康な場合でも疲労が蓄積していて、この感性のレンズが曇っている。
若くて感覚が新鮮だった頃は花や夕日に感動しても、日頃の仕事や人間関係、また加齢によって蓄積された疲れによって、ちょとやそっとでは感動しなくなってくる。
ただ、こんな疲弊した私達大人でもこのレンズの曇りが取れる時がある。
感性が復活する時がたまにある。
- よく寝て疲れが取れた時
- 物凄くラッキーな事があった時
- とてもショックな事があった時
などは感性の扉が開く。
また、冒頭でも抜粋したように…
瞑想やスピリチュアルなワークではこのプラーナが補給される。
というのがあったように、瞑想する事によってこのレンズの曇りがとれる。
アーマ 毒素
瞑想がある程度正確に出来ると、夜寝ても取れない疲れが瞑想によって取れる。
アーユルヴェーダ的に言えばメンタルアーマともいう。
アーマとは知らないうちに溜まっていく「毒」のようなもの。
通常、アーマは食べ物の未消化物によって蓄積されていく。
食べ物の未消化物とは…
- 量的に食べ過ぎ
- 体に合わないものを食べた
- 食べるのに適さない時間に食べた
などによって、本来消化出来て体の滋養になるものが、消化出来ないで毒素となってしまうものをアーマという。
糖尿病や心臓、血管系などの成人病の多くがこのアーマによって起こっていると言っても過言ではない。
ちなみに、このアーマが発生しているか見極める簡単な方法がある。
朝起きた時の水とかお茶を飲む前に舌を見ればいい。
舌をチェックした時に、分厚いコケのようなものがあったらそれがアーマの一種。
出来ればタンスクレーパーと言って舌のコケをとるやつが、薬局やAmazonとかでも売っているので入手しておいた方がいい。
このタンスクレーパーで舌を掃除すると、アーマが想像以上にあるのがわかるだろう。
アーマがある場合は前の日、特に晩御飯を食べ過ぎか体に合わないものを食べている。
殆どアーマが無い場合は適量で体に合うものを食べている。
で、なんでアーユルヴェーダのアーマの話をしているかというと…
実は意識にもアーマが出来るからだ。
体のアーマは食べ物を消化出来ない事により出来るのに対して、意識のアーマは消化出来ない「情報」に対して出来る。
消化出来ない情報とは日常生活で心が許容量以上の出来事や思考、感情に晒された結果出来るものでアーユルヴェーダでは…
メンタルアーマ
と呼ばれている。
メンタルアーマ
このメンタルアーマは…
- テレビやネットの見過ぎ
- 話過ぎ
- 聞き過ぎ
- 働き過ぎ
- 考え過ぎ
- 感情にとらわれすぎ
などによって起こる。
このメンタルアーマは夜寝ただけでは取れない事が多い。
このメンタルアーマを取るにはアーユルヴェーダでは…
- 瞑想
- 自然にふれる
- 白湯やハーブティーを飲んでゆったりすごす
- アビアンガなどのオイルマッサージを行う
などが推奨されている。
という事で、悟りとか覚醒などの難しい話は置いておいても、瞑想をすると意識に溜まったメンタルアーマを除去できるので健康にも良いわけだ。
また、メンタルアーマが瞑想によってとると、先ほど話た意識のレンズがクリーンになる。
結果…
- 今までより視界がクリアになった気がする
- 心身ともに軽く感じる
- 自然を見て感動する
などの子供の頃の意識の新鮮さが戻ってくる。
なぜなら、エーテル体・メンタル体・アストラル体がクリアになったからだ。
このように、なんのメンテナンスもしない場合は加齢とともにエネルギーも落ちてくるし、疲労によって毒素も溜まってきてしまうが、瞑想やその他のワークをした場合はかなり緩和される場合が多い。
1000年の寿命
ちなみに、インドの聖者に聞いた話によると、私達人間の体は本来は1000年生きられるポテンシャルを持っているという。
というか、太古の昔は人間の寿命はもっと長かった。
例えば聖書に出てくるノアの方舟のノアは500歳。
ノア以前のアダムなどは930歳。
その後、色々あって神は人間の寿命を120歳までと定めたとされている。
でだ、今、私達の時代は新たなサイクルに入っていて寿命も元のように伸びるという話もある。
ヴェーダでいうカリユガから霊的なサトユガの時期に入るわけだ。
というか今は移行期らしい。
だから、最近は色々なゴタゴタが浄化作用として各方面で噴出しているわけだ。
高レベルの波動も降りてきて素晴らしい事も進行しているが、揺れ戻しで最悪な状況も顕在化している。
この辺の話をすると長くなるので話を戻すと、現実的というか現状でも瞑想やある種のワークをしている人は比較的「若め」な人が多い。
これは今言ったように体のアーマや意識のアーマが除去されているからだと言える。
という事で、身体に近いエーテル体を補充したり、アストラル体やメンタル体は歳をとっても進化するという話をした。
このアストラル体やメンタル体の鍛え方やそれ以降のエネルギー的なボディ(コーザル体以降)の話もあるが、話が長くなるのでいつかまた別の機会という事で。
今回は刺激についての話なので…
私達の体が食べ物を食べて栄養を摂取するように、意識(アストラル体・メンタル体)も栄養を食べる。
という部分に入っていこう。
続く…