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細胞再生 第二話 不食と罠

こんにちはリアルです。

前回のお話では・・・・

「体と意識の関係という事をアーユルベーダの
パンチャカルマという療法を受けた時に実感した」

といういう内容でした。

今日はその続きで・・・・

「不食と少食と盲点」

について。

 

不食になります

プルプルプル・・プルプルプル

携帯音がしたので、通話をオンにすると・・

「あっ僕です、今日から不食になります!」

というAさんからの電話。

リアル
「え? どういう事?」

Aさん
「今、ジャスムヒーンのセミナーに来てる
んですが、今日から僕、不食になります!」

リアル
「ちょと待って!・・・」

頭の中に数ヶ月前の会話が蘇りました。

Aさんはヴィーガンなので肉や魚は無論、
卵や牛乳や出汁も食べない人でした。

昼もアーモンドを3粒くらい出してポリポリ
して終わりみたいな感じ。

謎のセミナー

ある日、私は聞きました。

リアル
「そんだけヴィーガンやってるなら不食
とかはやらないの?」

Aさん
「不食?」

リアル
「ジャスムヒーンって不食の人がいる
の知らない?たまに日本に来るよ」

Aさん
「知らないです、そうなんですか」

という数ヶ月前のシーンが蘇ります。

どうやら、今、ジャスムヒーンが来日
していて、セミナーを開催中。

Aさんはそれに参加しているらしいの
です。

Aさんは真面目で思い込みも強いので、
セミナーに参加して不食になる決心を
してしまったらしいのです。

「ああ、これは大変だ。
あとで様子を見に行ってみよう。」

その時はそう思って数ヶ月後に様子を
見に行きました。

結果、3ヶ月ほどご飯は食べてないとか。

若干、落ち込んだ顔をしているので・・・

リアル
「どうしたの?」

Aさん
「僕は水分を摂るからイマイチなんです。
本当は水も飲まなくていいはずなんです」

リアル
「水分って別にカロリーメイト飲んでいる
わけじゃないんだろ?」

Aさん
「そんなの飲んでませんよ、水とハーブ
ティーだけです」

という話。

不食のボス

Aさんが参加した謎の不食セミナーの
主催車はジャスムヒーンという人。

そっちの世界ではかなり有名で本を
何冊か出しているので知っている人も
多いと思う。

簡単に解説すると、確か元金融関係の
プログラマーで、その後、コンサート中
に突然の心肺停止。

その臨死体験後に不食になる。

ちょとうろ覚えなんで細かい部分は違っ
ているかも知れないが、ジャスムヒーン
からはそう聞いた憶えがあります。

不食といっても、いわゆるインドの聖者
とかとは雰囲気が違ってフランクな感じ。

格好も都内をウォーキングしている外人
さんみたいな若干スポーティーな普段着。

話し方も普通。

どっちかと言えば聖者というよりは女性
起業家(プレゼンが上手いので)みたい
な感じ。

今はコロナでやってませんが、普段は不食
というか、意識の可能性をシェアする為に
世界中をまわってセミナー活動してます。

詳しく話すと長くなるので、まあ、とにか
くそういう人がいるという話。

ジャンクフードと精神性

この辺で前もって説明しておきますが・・・

「食べ物と精神性はあまり関係性が無い」

という事。

例えば・・・・・

・ジャンクフード=意識が低い
・肉食=意識が低い
・菜食=意識が高い
・不食=意識が高い

みたいな雰囲気ってないですか?

「あいつマックでハンバーガー食ってる
よ、ダメだね!」

「なんだ、コーラ飲んでるじゃん」

みたいに食べ物や飲み物で精神性を判断
する人っていませんか?

確かに体に良い悪いとか、これを食べる
と意識にどうだというのはあります。

しかし、肉を食べたから意識が低いとか
コーラを飲んでいるから低いというのは
ありません。

基本的に私達の肉体は・・・

「動物」

なので、雑食といういか肉を食べるように
は出来ているわけです。

聖者でもタバコ吸ったり肉を食べたり
コーラ飲んだりします。

まあ、この辺は属する教えの体系と個人差
ですね。

また、不食だから必ずしも精神性が高い
わけでもありません。

ただ、そうは言ってもご飯を食べなくても
生きているわけですから、一種の特殊技能
、それもかなり特殊ではあると言えます。

「リアルさん、でも本当に不食なの?」

そう思う人もいるでしょう。

ジャスムヒーンのセミナーに参加したAさ
んも嘘をつくような人ではないです。

また、ジャスムヒーン以外の方法でも不食
、もしくは「ほぼ不食」になった人って
チラホラいます。

こういった話を聞くと・・・

「いやいや、ご飯を食べる楽しみは絶対に
必要です!」

と思う人も多いと思います。

確かに、死んで霊界に行けば、ある種の
エネルギーを自動的に吸収するので不食
と同じわけです。

だから、この地球で何かを食べるというの
はある種「ゴージャス」な体験でもある
わけです。

食べる=悪

「リアルさん、細胞再生の話なのに、なんで
不食の話になっているんですか?」

と思うかもしれません。

これは私を含めてですが、瞑想オタクとか
スピリチュアル好きとか健康オタクは・・・

「食べる=悪」

という無意識の固定概念があるケースが多い
からです。

例えば断食。

「断食をすると健康になる」

という話を聞いたことはありませんか?

断食までいかなくても・・・

「少食にすると健康になる」

とかはよく聞きますよね?

「腹八分目に医者いらず」

みたいなことわざもありますし。

これは確かにそうだと思います。

しかし・・・・

「食べる事は悪である」

という無意識というか、固定概念が強い
と、それを逸脱して極端になってしまう
のです。

特に、先程お話した「不食」というもの
があると聞いたりすると・・・・

「ああ、こんなに食べている私はなんて
精神性が低いんだろう、だからダメなんだ」

とか・・・

「そうだ!食事を食べないようにすれば
覚醒出来るかもしれない!」

という思考パターンにハマってしまいがち。

その結果、必要な栄養までついつい削って
しまって不健康になっていきます。

最初は良くなる

よくあるパターンとしては・・・

・ベジタリンになった
・少食にした
・一定のものしか食べない生活にした
・断食を定期的にするようにした

場合、だいたいの場合は初期的には良く
なります。

良くなるというのは・・・

・体が軽く感じたり
・体重が減ったり
・睡眠時間が減ったり
・病気が改善したり
・意識がクリアになったり
・瞑想が深くなったり

するわけです。

「よし!やっぱりこれだ!」

と思って続けたり、更にのめり込んでいく。

そうすると、中長期的には・・・

「あれ?最初のうちは良かったけど
最近なんかイマイチだな」

と思うようになってきます。

細胞ボロボロ

・疲れやすくなってきたり
・風邪を引きやすくなったり
・頭痛やその他が痛みがち
・病気になりやすくなる
・眠れなくなる
・もしくはずっと横になっていたい
・肌はカサカサ、もしくはシミ
・髪の毛はパサパサ、もしくは抜ける
・顔色も悪くなる
・集中力が無くなる
・イライラしがち
・体温が低くなって冷え性になったり

などがおきてきます。

「どうしたんだろう、もっと浄化した
方がいいのだろうか?」

と思い・・・

・玄米菜食にしたり
・マクロ○○にしたり
・一日一食にしたり
・エネマ(浣腸)をしてみたり
・スムージの種類を変えたり
・フルーツを沢山食べたり
・断食したり
・不食にチャレンジしたり

するようになってきます。

だけれども、やっぱりおかしい。

「どうしたらいいんだろう?」

となってきます。

今は極端な例を上げてますが、多かれ
少なかれこのパターンにハマるケース
は多いです。

私の場合もそうでした。

なぜかわからないですが・・・

「食べない方がエライ」

みたいな先入観がありました。

また、子供の頃は体が弱かったので
健康情報にも人一倍興味がありました。

また、30代になると瞑想をすると
明確にエネルギーが入って来る感覚
がありました。

ですから・・・・

「これでよくない?
少食にすればするほどいいんじゃないか?」

と思っていた時期もあります。

しかし、意識はある種クリアになるのです
が、なんだか力が湧いてこない。

髪の毛も抜けがち。

また、ある日、気がつくと爪が割れてます。

脆くなって、けっこう割れる。

この時に・・・

「これは方向性が違うかもしれない」

と思い始めました。

続く・・・・