瞑想と食事の関係 食後の眠気 糖質とオレキシンとラーメン

前回の記事では 瞑想と睡眠の関係について 簡単に解説した。

今回は瞑想と食事についてのお話。

瞑想の時間帯と血糖値

結論から言うと ここの部分はものすごく複雑で、 一言で言えば・・・

「 自分に合う食べ物を見つけていき、 適量を食べる」

というのが正解になってくる。

一般的なお話からすると、まず時間帯。

瞑想する時間帯は食後2〜3時間は空けた方がいい。

これは瞑想に限らないが、 仕事をしていて昼ご飯を食べてしばらくすると眠くなるという 経験をした ことは誰しもあると思う。

最近ではダイエットやフィットネスブームなので・・・・

「 糖質を控えましょう」

という話も よく聞く。

これは前回お話したように私たちの意識は身体の生理状態に依存している

もう少し具体的に言うと今回は血液の状態。

血液にどのような栄養素が入ってるかとか、 血糖値であるとか そういった問題がある。

生物的サイクルの問題

これは野生動物を見ればわかる。

例えばライオン。

空腹で獲物を狙っている時は俊敏でバキバキに走っているが、 獲物を取って空腹を満たし終わって満腹になると 昼寝をし始める。

これはライオンに限らず多くの動物において 当てはまるパターン。

逆のパターンは見たことがない。

人間もこれと一緒で 空腹だったり 戦闘状態( 仕事が忙しかったり、気合の入ったミーティングをしてると) だと眠気というのは あまり行って来ない。

一安心したり ご飯をたくさん食べたりすると 普通に眠くなる。

よく 瞑想や修行系で食事制限をしたり断食をしたりするパターンがあるが、 こういった 体の習性を 利用してるとも言える。

糖質の問題 牛丼ライト

最近は低糖質がブームになっている。

この辺は健康意識が高い人なら気が付いてると思うが、 昔は外食をすると 糖質が高い食事 しかなかった。

・ ラーメン
・ 丼もの
・ パスタ
・ パン
・ カレーライス

などなど。

しかしここ数年で 事情が変わった。

すき家だったら牛丼ライトというものはある。

実際に私も食べた。

牛丼ライトというものは 画像にもあるが、 見た目は普通の牛丼だがよく見ると 肉の下に野菜や豆腐が白米の代わりに セッティングされている。

で実際に 牛丼ライトの糖質はどれくらいかと言うと、 通常の牛丼の並盛りの炭水化物が108.4グラムなのに対して16.2グラム。

四捨五入してザックいうと7分の1の炭水化物。

糖質の量自体としては15グラム。

わかりやすい数字として言うとこの 糖質15 グラムというのは おにぎり一個の半分。

かなり優秀である。

この辺の糖質オフ メニューの外食は 牛丼だけでなく ファミリーレストラン例えばガストなどでも 糖質45%オフのほうれん草麺や 糖質ゼロ麺、またスイーツなどもある。

ただ食べた人は分かると思うが 教室がオフだと なかなか食べた満足感が得られなかったりする 。

特に糖質ゼロの麺などは食べた気がしない。

なんだか 糖質オフ の B 級グルメの紹介 みたいになってしまったので、この辺で最近の外食産業における糖質制限ブームの話はやめておくが、 とにかく健康志向が高まっているのは間違いない。

糖質制限に関して必ずしも制限すれば良いか、また制限すれば眠気が起きないかということについては 個人差があり絶対的な話ではない。

例えばインドの伝承医学であるアーユルヴェーダでは、 昼はある程度お腹にたまる もの を食べた方が良いと 言われている。

またGI値が低い蕎麦よりもうどんの方が良いという。

とにかく、糖質を摂り過ぎて血糖値が上がると、それを下げようとしてインスリンが分泌されるので、 その血糖値の乱高下によって眠気が起こるとされている。

であるからダイエット法として 、1日5回 〜6回 食事をとって 血液中の栄養状態をある程度 一定に保ち、血糖値の乱高下を起こさないようにするダイエット法も存在する。

話が広がりすぎたので食後の眠気の話題に戻るが 、糖質の他には ホルモンの話になってくる。

眠気とオレキシンの作用

オレキシンというホルモンがある。

このホルモンは脳の視床下部から分泌される。

シンプルに話すとこのオレキシンの分泌が活発な時は意識が活性化している。

分泌が活発になると眠くなるという ことが 近年の研究成果によって 解明されてきた。

つまり食後の眠気はこのオレキシンの分泌が抑えられて 強烈な眠気が起こってくるというシステム。

ちなみに食事をすれば必ずオレキシンの 分泌が抑えられるかと言うとそうではなく、 食事を楽しみながら美味しくいただくと 、オレキシンの分泌は活性化してその後眠くならないという研究結果もある。

二郎系ラーメンとボクサー

食べ物を消化するには エネルギーがいる。

またこの辺の話をすると長くなるので簡単にするが、 食べ物を消化するにはものすごくエネルギーを使う。

特に 生成された小麦粉や肉類などは 分解するために 消化酵素を使ったり 体に負担がかかる。

例えば マラソン親運動する人は 運動前とか運動中に バナナを食べる ケースがあると思うが、果物は 果物自体に 酵素が含まれているので 人間の内臓が分解する 負担が かからないので 素早く吸収されて 行く。

これが逆に ラーメンとか ステーキなどだと、食物自体には消化酵素が含まれていないので、 タンパク質を分解する酵素は 内臓器官は自前で作り出さなければいけない。

ここに 疲れの原因がある。

話題が若干それるが、 この間アウトデラックスというテレビ番組に「ジロリアン陸」 というプロボクシング選手 出ていた。

ジロリアン陸という リングネームは 二郎系ラーメンが大好き だから ジロリ庵という名前にしたらしい。

この選手が何でアウトなのかと言うと、減量が終わって 計量も終わって 、明日試合だという時に 二郎系のラーメンを 食べてしまうと言う。

やっぱり 減量して消化力が落ちた内臓に 小麦粉の麺と油っぽいスープと大量の肉のラーメンは 絶対にヤバイ。

消化が良い炭水化物と鶏肉などで体重を戻すのがベストなはず。

案の定 テレビでは ラーメンを食べた後は 負けていた。

先ほどのマラソンの話ではないが マラソンの直前に コテコテの油っぽいラーメンは 食べないと思う。

それと一緒。

とにかく食事をすると栄養が補給されて元気になるという側面はあるが、一時的に消化するために体が疲れてしまうという側面も存在するという話。

だから、 昔からの料理は考えられていて 肉料理に 酵素が含まれているパイナップルや 大根おろし をセットで食べるというのは 理にかなったものである。

以上のようにいくつか食事をすることによって 眠気が起こる原因を あげてみた。

対策

ではいったい どうして行ったらいいのだろうか?

話の範囲が広すぎるので 瞑想中の眠気を防ぐには 食事はどうして行ったらいいのか?

という部分を簡単に解説しよう。

結論から言えば ここの部分は個人差が非常にあり 一概には言えない。

例えば消化力が強い人はたくさん食べても大丈夫だし、逆に消化力が弱い人は少し食べただけで胃がもたれたりする。

また最近では糖質制限の他にグルテンフリーなブームで、 小麦粉を食べると 眠くなる人もいるし、 ほとんど平気な場合も多い。

いわゆる遅延型アレルギーと言われるもので、 代表的なものは小麦粉や 牛乳、卵などを食べると その後2時間後くらいに眠くなったり、 だるくなったりする パターン。

だから自分の体 と 意識に 聞きながら対話しながら食べるのが一番いいという話になってくるが、 最大公約数的な話をすると量の問題に行き着く。

瞑想中は手の平サイズ

肉食であれ菜食であれ 食べ過ぎなければ大体は平気。

私がヴィッパサナー瞑想 のリトリート( 合宿) していた時に 受けた指導では、 瞑想を集中的にするときは ・・・

「片手の手のひらに乗るぐらいのご飯(おかずを含め)が一回の食事量です」

と言われ実際そうした。

確かに食事量を少なくしていくと 食後の眠気は送らず 瞑想もスムーズに 入れる。

であるから、 ヨガでも仏教系の瞑想でも 、きちんと瞑想するところは 一部を除いて少食である。

これは先ほどの話食べると消化をするためにエネルギーを使う という状態を 回避した 食事法である。

ただ普通の日常生活を送っていると 、基礎代謝が 高いので おそらくこのような少食ではエネルギー不足になってくる。

また、ある程度消化力が高くて体のコンディションが整っていると、必ずしも食べたからと言って眠くなるわけではない。

この辺が個人差があって、食事の難しいところでもある。

先ほど出てきた遅延型アレルギーがある人は、特定の食品を除去していく 必要性が出てくるかもしれないが、 アレルギーがない人はそれほど気にしなくて 良い場合が多い。

ということで一番シンプルな対策としては・・・・・

誰にでも当てはまる対策
自分の体と対話しつつ、 食事の量を減らしていく
というのが眠気を防ぐ方法になってくる。

さらに詳しい方法は 私が開催してる講座で シェアしていたり、メルマガ内で公開していたりするので、メルマガ登録したり講座に参加したりするといいかもしれない。