エゴを削る
前回は例え話で…
エゴ=脂肪
エゴを体の体脂肪に例えてお話した。
前回の話
パーソナルな戒律とエゴを削る
体脂肪というのは体にとって必要である。
腹に貯まる脂肪
3大栄養素であるPFC
- P タンパク質
- F 脂質
- C炭水化物
が体に必須であるとされるように体を構成する重要な要素である。
で、ご飯やスィーツを食べて脂肪が増えるのには訳がある。
人類の発祥は500万年前と言われている。
いわゆるアウストラロピテクス。
特に農耕文明が始まったとされるのが約1万年前までは狩猟採取していたとされるので、食糧が安定しなかった。
この時代からついこの前まで普通に「飢え」という問題に私達は直面していた。
だから、脳というか体は必死になって
「蓄えられる時に脂肪としてエネルギーを蓄えよう」
という技を使っているわけだ。
ちなみになぜお腹に脂肪が付きやすいかというと、場所的にも広いし重心的にも安定するからだと言われている。
もし頭に脂肪が優先的についたら見た目も変だし重心バランスだって取りづらいだろう。
飢えない現代
しかしである。
脂肪は必要ではあるが、そんな人体の叡智を結集した脂肪蓄え作戦もこの現代には通用しなくなってきた。
デパ地下やスーパーでは食料が山のようにあり、コンビニもどこでもある。
通販でもポチれば大抵のものはお取り寄せも出来る。
つまり飢え対策を最優先とした人体の構造は、この飽食の現代社会においてはあまり適合していない。
いったら脂肪なんか蓄えなくていいわけだ。
だから、今は脂肪が悪者みたいな扱いになっている。
若干、話が逸れたが脂肪は本来必要なものである。
しかしながら、これが過剰にありすぎなのも現代病の大きな要因になっている。
削る必要性
つまり削る必要があるわけだ。
- 食事制限したり
- 運動したり
する必要性が出てくる。
本能のままに飲み食いすると、20代くらいまでの若いうちはいいが年齢を経るに従って弊害が出てくる。
この脂肪の特性がエゴと似ている。
必要だけれども調整も必要。
という部分。
ちなみに、ではどれだけ脂肪を削ればいいかというのも状況や人によって違ってくる。
体脂肪5%
もし、ボクサーやボディメイキングをして大会出場を目指しているのなら体脂肪は5%以下というとんでもないダイエットが必要になってくる。
また、スポーツをしていなくても糖尿病などで食事制限が必要な場合は糖質の制限が必要になってくる。
あとは普通にダイエットしたい場合などなど。
どれだけ脂肪を削るのかはその人のニーズや健康状態によって違ってくるという話になってくる。
自然にエゴは削れていく
この部分もスピリチュアル的に脂肪と一緒でどんだけその人がエゴを削る必要性があるかという話になってくる。
「リアルさん、エゴを削るって具体的にはどうやるんですか?」
エゴを削るというのは基本的には生きていてると様々なイベントが発生するが、それによって自然と行われる側面がある。
例えば多くの場合は若い時より歳を重ねた方が様々な経験をするので、性格が円熟してくる。
これは…
- 仕事
- 人間関係
- 家庭(伴侶、子供、親)
- 結婚や離婚
- 誕生や死別
- 病気
- 様々な出来事
などにより通常はカルマが解消されて浄化されていくからだ。
だから、ぶっちゃけた話、瞑想しなくてもスピリチュアル的な行をしなくてもカルマは解消していくし魂も成長していく。
もっとも様々な人生のイベントに翻弄されて受け止めきれずに、悪行を重ねて更にカルマを悪くするケースもなくは無いが。
やった方が速い
また、何もしなくてもカルマが解消したり魂は成長すると言っても、やっぱりそこは瞑想なりなんらかのスピリチュアル的なことをやっていた方が速い。
速いというのは余計な回り道をしなくてもいいし、なんだったらカルマって軽減出来たりする。
この辺もダイエットや脂肪と一緒で…
「やらなくてもいいが、やったほうがより良い」
と言える。
ではこのように自然に任せて人生のイベントで揉まれながらエゴを削る方法以外にどういった方法があるのだろうか?
これには本当に様々な方法がある。
もちろん瞑想はそのメインの方法ではある。
しかし、それを補助する方法として色々あるわけだ。
ジャパと食事
その中でも今回は私がやっている方法を軽く紹介しよう。
瞑想以外では…
- ジャパ
- 食事
この2つがメインとなる。
この他にも色々はあるが、とりあえずはこの2つがメイン。
あんまり大袈裟なことは言いたくないが、これをすることによって全然違う。
もちろん、人によってバラツキもあるだろが、私の場合は全然違った。
一日中エネルギーに満たされた状態が続く。
「確か30歳くらいの時はこんな感じだったな」
ぐらいの体力というか体の軽さになった。
以前は昼食後に少し体が重くなったが、今は逆に元気になってくる。
筋トレをしても疲れないし疲れが残らない。
モーニングルーティーン
朝起きるとコーヒーを飲む。
俗にいうMCTコーヒーにして飲むのだが、半分くらい飲んだところでおもむろにジャパを始める。
最近は朝は寒いのでストーブをつけて目を閉じたり炎を眺めながらジャパをする。
1番上の画像がそれで、ジャパマラというものを使ってマントラを唱えていく。
唱えて数秒するとシャクティがやってきてエネルギーに満たされ始める。
シャクティに満たされる
例えるなら川とか海に入って水のウネリの中にいるような感覚になったり、パンパンにエネルギーが入ってくる。
パンパンにエネルギーが入ってくるというのは、例えばサッカーで言えばボールをキックするときに…
「フッン!!」
と気合が入ると思う。
別にサッカーでなくてもテニスでもビンの蓋を開ける時でもいいのだが、とにかく気合というかエネルギーに満たされると思う。
その状態がずっと続く感じ。
なぜ、ジャパをするかというと惑星の影響を緩和する為だ。
「惑星の緩和ってなに?」
と思うかもしれないので、簡単に解説しよう。
惑星の緩和とは…
続く…