前回は上の方のチャクラを活性化するには場の力が大事だという話だった。
場の力というのは文字通り場所を意味しているという話もした。
前回の話
場の力とスクールウォーズと薬物はやめろの話
磁場によって
場所や人などがある種の「磁場」とも言えるフィールドを形成しているので、それに馴染むことによって、考え方やある種の技術やパワーが移ってくるとも言える。
この考え方や技術やパワーが移ってくるというのが瞑想的な分野ではとても重要になってくる。
なぜなら、覚醒や悟りなどという分野は文字や言葉で表すことが出来ないので、そういった場としての伝達がメインになってくるからだ。
今、文字や言葉で表すことが出来ないと言ったが、正確にいうと表面的に表すことは出来る。
言葉=実態では無い
しかし、その本質は表すのが非常に困難というか伝達は難しい。
まず最初に…
言葉=実態そのものでは無い
という構造がそもそもある。
例えばこれが五感でキャッチ出来るものだったら、それほど大きな認識のズレは生じない。
例えば道を教える時に…
「そこのセブンイレブンを右に曲がって」
と言ったら、誰でもコンビニのセブンイレブンだとわかるわけだ。
ローソンをセブンイレブンと間違うということはまずない。
これは言葉=実態というカテゴリに属するものだから、正確に情報として伝達出来る。
しかし、実態が無いもの。
例えば真実というものは実態があるようで無い。
ある人にとっては真実でも別の人にとっては真実では無いケースが多々ある。
「リアルさん、真実って一つだから真実なのでは無いですか?」
という質問もあると思う。
確かにそうなのだが、その真実だと思っているのが人それぞれ違うので、この世界は混沌としていると言っても過言では無い。
このように言葉や概念の世界というのは構造的に複雑というか混沌としている。
この辺の話を始めると長くなるので、今回は端折るがとにかく言葉で伝わるより伝わらないものの方が多いぐらいに思っておいた方がいいだろう。
それではどうやったら、悟りや覚醒といったある種の情報を伝えることが出来るのだろうか?
ネット回線と神
身近なもので言えばネット回線。
私達はどこへ行くにもスマホやネットの回線を気にしている。
例えば出かける時に…
- スマホを忘れないようにしよう
- 充電はしてあるかな
- 今、充電の残量は何%かな
などと毎日気にしている。
また、出かける時も…
- あの喫茶店はWi-Fiあったかな
- 電源はあったかな
- ホテルでWi-Fi使えるかな
- 会議室でネットは使えるかな
などと気にしている。
じゃないとスマホやノートパソコンでネットにアクセス出来なくなるからだ。
それほど、私たちの日常というのはネット回線に依存しているとも言える。
つまり、ネット回線が整っている環境が重要なわけだ。
悟りや覚醒、神の認識においても同じ。
その回線の環境がとても重要という話になってくるし、どれだけ切実にそれとの接続を求めているかというこちら側のモチベーションも必要になってくる。
続く