以前から椅子を変えたいと思っていた。
いままでは長椅子に座りながらノートパソコンで文字を打っていた。
あれはあれでいいのだが、一定時間過ぎると腰にクル。
２週間くらい前かな？
YouTubeで「有隣堂しか知らない世界」というチャンネルを観ていた。
有隣堂しか知らない世界
そこで「職業作家の１日ルーティーン」という回があった。
中山七里という作家さんの１日をブッコローというフクロウのキャラクターがインタビューするという形式。
このチャンネルは観たが面白い。
ブッコローの喋りがいい。
若干毒舌キャラであれだけ喋れたらテレビとかでMC出来るレベル。
私は知らなかったが中山七里さんというのは有名らしい。
超多忙。
餓死寸前の作家が餓死の小説を書く
飯も食わずに１日１７時間執筆活動。
詳しくは動画を観てもらえばわかるが・・・
・午後１時 執筆
・午後２時３０分 睡眠
・午後５時３０分 起床 執筆再開
・午後２０時くらいまで執筆
・２時間の映画鑑賞
・午後８時３０分 執筆再開
・午前３時３０分 読書
・午前４時 執筆再開
・午前７時３０分 読書
・午前８時 執筆再開
・午後１時まで執筆
ということで約１７時間は執筆をしている。
ちなみに、この撮影時は２４時間でレッドブル１本しか飲まなくて飯を食ってなかった。
つまり・・・
睡眠時間３時間
執筆作業 １７時間
残りは映画鑑賞と読書
という驚異的なスケジュールだ。
もちろん、執筆した作品が映画とかになるぐらいの人気作家だから、それだけ執筆しないと仕事が片付かないというのもあるだろう。
にしてもだ。
働きすぎではないか？
これはYouTubeの公開用だから飯を食わないのは超多忙モードで「ネタ」でやっている部分もあるだろう。
通常モードでレッドブルだけというのも無いだろうからね。
それにしても圧倒的な作業時間。
この動画を観ていて気になったのが椅子である。
「あ〜 やっぱり座り心地が良さそうな椅子だな」
というのがあった。
私の場合、今の椅子だと2時間くらいで腰が痛くってくる。
「そうだ！ 椅子を変えればいいんだ！」
という発見。
裏の動機
ただ、ここで気をつけないといけないのが・・・
「裏の動機」
とも言うべきもの。
例えば私の例で言えば・・・
・このツール（エディター）を使えば文章が書きやすくなるかもしれない
・このガントチャートを使えば作業が捗るかもしれない
・このテンプレートを使えば・・・
などと、何か億劫な事があると新しいモノを使う事によって回避出来るのでは無いかという意識が働く。
まあ、簡単に言えば「逃げ」としての道具を無意識のうちに探して時間を使ってしまう事だとも言える。
わかりやすい例だと、10代の頃など宿題や試験前の勉強などをする時に、なぜか掃除を始めてしまう事とかなかっただろうか？
掃除など普段していないのだから、何も宿題や勉強の前にすることはないのだが、もっともらしい理由をつけて普段やらない事を長時間やってしまう。
こういう裏の心理を把握出来ていればまだいいが、全く気が付かない場合もあるから注意が必要である。
成長は苦しみを伴う
なぜなら、この働きは変化が大きければ大きいほど強く出る。
・自分が変わる時
・成長する時
など、この働きが顕著に出る。
これは地球に重力があるように、私たちの人生にもある種の重力というものが働いている。
だから、自分が変わる時期には様々な変化が起こる。
それは内面的な圧というか感情もそうだし、周りの人や環境も動き出す。
そういう時っていうのは快適か不快か？
かなり不快である。
普通は成長や変化というとワクワクするような希望の光みたいなイメージだが、実際はかなりのストレス。
だから、色々なやらない理由を見つけてくる。
何か仕事などで半強制的に受け持つならともかく、自分でやっているとそれに耐えられなくて辞めたり続けられないケースがほとんどである。
大事なのは前もって・・・
「成長というの不快な部分が多い」
という認識を持って、それに対処というか・・・
「今、不快だからある意味順調なんだな」
という自覚を持てるかというのが重要。
ということで、抽象的ではあるが重要な話になったわけだが、結局、椅子は買った方がいいという直感が働いたので購入。
新品だと10万円以上するが中古で4万円で購入。
今、オフィス用品市場は中古の玉数が豊富なのでかなりお得だと思う。
私はオフィスバスターズというところで購入した。
まだ昨日到着したばかりだが、座った感じはかなり良さそう。
