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エンパシー(エンパス)とガヤトリーマントラと太陽神サヴィトリ

前回はエンパシー(エンパス)の話だった。

意外とこのエンパシーの人は多い。

前回のお話

「十三番目の人格 ISOLA」を読んだら エンパシーと体外離脱ものだった

というか、意識できるか出来ないかはともかく、ある程度の誰でもエンパスだとも言える。

ガヤトリーマントラを使って

昨晩もitのプログラムという講座があるのだが、チャットを使ったワークでこの部分を活性化していった。

これは月に2回行っているのだが、その時によってワークは色々とバリエーションを持たせている。

昨日はマントラやジャパの質問があったので、ワークではガヤトリーマントラを使って各自の神聖な意識を活性化していった。

(各自の神聖な意識という言い方も若干違うのだが、便宜上そう呼んでおく)

この「誰でも意識出来るかどうかはともかくエンパス」という部分を少しだけ詳しく解説してみよう。

誰でもエンパス?

ここで質問です。

あなたはどこまでが自分だと思いますか?

普通は…

「体の皮膚の内側が自分で外側が自分では無い」

という感じだと思う。

その回答は正解といえば正解ではある。

しかし、意識という視点でみていくと少し違ってくる。

パーソナルスペースとはオーラ?

例えばパーソナルスペースというものがある。

パーソナルスペースとはR・サマーという心理学者が言い始めたもので色々な分類や理論があるが簡単にいうと…

「個人的な縄張り空間」

とも言える。

例えば電車に乗っていて、空いているのに知らない人が近づくと…

「なんだよ、空いているんだから近づくなよ」

みたいな気持ちになるが、これは自分のパーソナルスペースがある為だと言われている。

これはエネルギー感覚がわかる人は実験すればわかるが、このパーソナルスペースはオーラの範囲であることが多い。

オーラと言ってもエーテル体とかアストラル体とか色々あるが、とにかく触れた時に若干圧を感じたり、ピリッとするエネルギー的な境界線がパーソナルスペースとほぼ一致する。

前回お話したようなエンパシーの人はこの感覚が強いだけで、エンパシー的な感覚が無い人でもパーソナルスペースやエネルギー体はもちろんあるので、他者とエネルギー的な接触や影響は受けているわけだ。

パーソナルスペースを超えて

でだ、一つの例としてパーソナルスペースという話を出したが、実は私たちの意識というものはもっと拡がっている。

拡がっているとも言えるし混じっているとも言える。

だから、知らないうちに他人の影響は受けまくっている。

これが誰しも基本的なベースとしてあるわけだ。

エンパスの人はこの傾向が強いというだけとも言える。

で、更に言えば人対人だけでなく、動物に対してもエンパシー的なものは働くし、場所や土地などに対しても働く。

もっと言えば私たちを存在させている意識ともエンパス的なもので繋がることが出来る。

厳密に言えばもう既に繋がっているわけだが、それを再認識出来るという話になってくる。

インテリジェントデザイン

これは古今東西の宗教でいうところの神的な存在。

最近で言えば科学的にはインテリジェントデザインという説がある。

インテリジェントデザインとは私たちの生命やこの地球、宇宙の誕生や存在は偶然によってはなく偉大なる知性<intelligence>を持った何らかの存在によって意図的に設計<design>されたという説。

一説によるとこの宇宙の中から地球が出来て人類が誕生する確率は、ゴミの集積状に嵐が来て、竜巻がグルグルしている間にテレビや洗濯機が偶然組み立てられてしまうくらい奇跡的な確率らしい。

また、このインテリジェントデザインは単なるプログラムではなく、私たちの意識を超えた意図・意識を持っている。

それにコンタクトするというか、再認識するのに手っ取り早いのが私達が従来持っているエンパス的な特性だという話。

だから、古来から瞑想や祈りが多用されたわけだ。

では具体的にどうすればそういった神聖なる意識を自覚できるのだろうか?

これには様々な方法がある。

ガヤトリーマントラを使った方法

昨日のitのワークではたまたまマントラやジャパについての質問があったので、その流れでマントラを使った方法を採用した。

マントラと言っても様々な種類や技法があるがガヤトリーマントラを使った。

ガヤトリーマントラは最もポピュラーというか、ガヤトリーに始まりガヤトリーに終わると言われるほど有名なマントラ。

10年以上前の話になるが、私もインドの聖者にマントラ業を習った時は最初にガヤトリーを唱えなさいという風に言われた。

この辺の話は長くなるので次回以降また取り上げるが、とにかく聖なる対象に意識を向ける手段としてマントラは古今東西の瞑想や祈りで使われる。

真言や祝詞でもOK

であるから、もしかしてこれを呼んでいるあなたは…

「私は日本の真言の方がいいんですけど」

「神道の祝詞を唱えてます」

という場合はそう言ったものでもOKだ。

また…

「私は宗教的なものはちょっとアレなんですけど…」

という場合は太陽や地球に向かって祈るという形でもOKである。

太陽神サヴィトリー (サヴィトゥル)とお天道様

例えば太陽に向かって感謝の言葉、例えば「ありがとう」と唱えるだけでもいい。

とにかく自分を超えて全てを生かしてくれている存在を「仮定」としてでもいいので想定して純粋に意識を向けていくのが重要になる。

先にふれたガヤトリーマントラだって言ったら太陽神のサヴィトリー (サヴィトゥル)神に対する祈りなので、日本で言えば「お天道様」と言えなくもない。

日本でも昔から…

「おてんとう様が見てる」

みたいなことを言うわけだ。

太陽=神様 と擬人化しているわけだが、とにかくちっぽけな人間を超えた存在がバックグラウンドに存在するという意識は大抵の時代や国にもあるのだろう。

それに意識を向ければいい。

そうするとエンパシーの人はもちろん、エンパシー体質では無い人も基本的には全て繋がって影響を受けているので、自分の意識や身体を生み出して維持している聖なる「それ」に共鳴し始めるだろう。