前回はkindle出版をした事で脱力したという話だった。
エネルギーを使いきった感があった。
文章を書くという行為は肉体的にはほとんどカロリー消費を伴わないが、なぜ疲れるのかという話。
これを理解するには、肉体が消費するエネルギーとは別のエネルギーの概念が必要。
この話はkindle本特典(5日間限定でついてくる方)の言霊ライティングでも解説している。
エネルギーという言い方が抽象的なのでわかりにくいが、例えば次のような例・・・
A 会社で苦手な上司の前で話をする
B 気が合う友人と好きな話題について話をする
どちらが話しやすいか?
シンプルにいうとこうなる。
Aの会社で苦手な上司の前で話す場合、しかも・・・
「なんで売り上げが達成出来なかったのか」
「なんでミスをしたのか」
「どうして●●になったのか」
などを話す場合、結構疲れるというか苦しい。
対してBの気の合う友人と好きな話題を話す時は、あっと言う間に数時間が経過。
みたいな感じだろう。
話すという行為自体は肉体的には同じなのに、なぜこれだけ違うのか?
それはエネルギーの観点から言えば・・・
Aの上司の場合は「閉じている」「こもっている」
Bの友人の場合は「開いている」「循環している」
という話になる。
閉じているから、話にくいし疲れる。
開いていて循環しているから、いくらでも話せるし楽。
ということがエネルギーの観点から言える。
このエネルギーの使い方は色々なノウハウがあるのだが、その一部を「言霊ライティング」では公開している。
この講座は過去に8000円で開催したものをkindle特典としているので、興味があれば本の末尾から無料で入手出来る(12月15日まで)
また、このエネルギーなのだが・・・
・一人の時
・二人以上の時
では二人以上の時の方が発動しやすい。
例えば一人で・・・・
・コツコツ文章を書く
・音声や動画を収録する
というのは、ある程度のエネルギーが必要。
それに対して・・・
・喫茶店や酒場で気の合う友人と喋る
というのはほとんどエネルギーはいらない。
なぜなら、自然に湧いてくるからだ。
また、これは人数的な要素も含まれてきて、一人で大勢に対して何かアクションを起こすというのは結構なエネルギーが必要だったりする。
例えば、会社で大事なプレゼンを大勢の前でしたり、結婚式など大勢が集まる場でスピーチしたりするのは、準備の段階で気を使ったり内容を考えたりして結構エネルギーを使うのは想像出来ると思う。
なぜkindle本でエネルギーを使ったかというと、一人でコツコツ書くという要素と大人数に向けて発信したという要素が重なった為と思われる。
普通、エネルギーというと気功法などでいう「気の感覚」とかを想像しがちだが、目に見えない部分で私達を成り立たせていたり、動かしている部分に着目すると、もっと広範囲な話になってくる。
例えば因果律・カルマ論みたいな。
Kindle出版後記を書いていて、因果律・カルマ論になってしまいそうなで今日はこの辺で。